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俺はやはり間違った選択をした
俺と彼女の本意
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ラムだと思って触ってみるとなんと触れることができたのだ、思わず声が出てしまう

あらかたホログラムの構築が終わり、俺があちこちに触っていると先生が近づいてきた

「どうだ、高さ横共に900メートルの巨大演習システムだ」

「よくこんな物作りましたね。というか、よく許可が降りましたね」

「いや、許可など取っていないよ」

「は、はぁ?!」

この人は今許可を取っていないと言った

本来ならありえないことだ

この人は金をそこそこ持っている方ではあると思うがこんな大層な物を作れるほど持ってはいなだろう

ならば考えられるものは1つだけ、地上本部の資金だ

研究資金という名目で先生には給料とは別に月に一度金が入ってくるようになっていて、先生が研究に必要と考えた物なら請求だってできる

ようは管理局の金を私用に使ったわけだ

「勘違いするな、私はあくまで研究に必要だと思ったから金を使っただけだぞ?」

「これは完璧に私物化されてるようにしか見えないんですけど」

「そうか、なら新規に開発したデバイスの実証実験というのはどうだ?」

「完璧に今考えただろ!」

先生は俺の反応を見て笑っているがばれればどんなことになるかこの人はわかっているのだろうか?

いや絶対にわかっていないだろう

それにこんな正論言ったところでどうせなんとかなると言ってくるのがバラライカ・バーンホールドという女性だ

「まぁ、式。文句は模擬戦の後に聞こう、準備をしたまえ」

「はぁー。わかりましたよ」

俺は先生が模擬戦をしないことには話を聞いてくれそうにないと思い、しょうがなく承諾することにした

その思いとは裏腹に先生は満足げに頷き、表情はわからないがフォルが嬉しそうに点滅する

「やっと私の出番ですね!」

「はぁ、フォルネウス。セットアップ」

「セットアップしまーす」

こいつは本当にムカつくな、今度AI変えてもらおうかな

俺がバリアジャケットの起動コマンドを口にすると体の周りが光で溢れる

光が晴れる頃には俺の服装も違う物に変わり、白を基調としたロングコートと長ズボンに黒い線の入った服装に変りさっき先生に見せてもらったエクスムも装着している

ちなみに中には白い長そでのTシャツを着ている

「フォル、出してくれ」

「ほいほーい」

すると俺の手に黒いハンドガンに似た銃が一丁ずつ現れる

形はデザートイーグルを真似て親父が作ったらしいが管理局から許可がもらえなかったらしく、外見を色々改造して今の状態に収まった

だがこれでも管理局の規定する質量兵器の規定にひっかかるため自分の持つコネを最大限使いなんとか許可をもらったようだ

それを俺がそのま
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