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青い春を生きる君たちへ
第3話 平手打ち
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、小倉が直斗を蹂躙する事になるとは思ってなかったのだろう。目を丸くして小倉を見ている。


「え?あの程度、ただの擦り傷じゃないですか。」


体育教師の剣幕に、しれっとした顔でこう答えた小倉は、次の瞬間、教師の平手打ちを食らって、甲高い良い音を響かせた。


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