暁 〜小説投稿サイト〜
横浜事変-the mixing black&white-
殺し屋の日常はありふれていて、人間臭いものである(後)
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
人?今アンタあたしをこの人扱いした?どんだけバカにすれば気が済むわけ?殺してほしいの?あたしならいつでも殺せる準備出来てるけどどうすんの?こっちは阿久津のジジイが用意してくれたカスタム銃があんのよ!」

 「あ、知り合いだったんだ。こいつの名前は玉木鈴奈。チームDのリーダーだけど、普段は俺らと違う活動だから一緒に仕事する事は多分ないよ」

 「え、玉木鈴奈、さん?」

 「なんか文句あんのクズ。ていうか、あたしを知らないって時点でアンタ山垣学園辞めるべきよね」

 「いえ、その……前に赤島さんから聞いた事あるなぁって思って」

 「え!赤島さんから!?うっそそれホントに!?もっと詳しく聞かせてよ!あたしあの人すごい好みで……」

 「みんな、ちょっといいかな」

 ここでようやく大河内が会話の波に終止符を打った。ケンジ達が一斉に彼の顔を見つめる一方、彼は極めて冷静な口調で言い放つ。

 「ここが中華街だって事は、勿論覚えてるだろうね?」
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ