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Fate/staynight/the/crossovermoment
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強の英霊なのだ。
手加減しても魔術師でも人間なのだ加減しても充分過ぎる位、痛い。
「凛が悪いと言いたいが。
モオズ・アカラトよ。
もう少し手加減出来んのか?」
「手加減したニャ!」
「君の一撃は屋敷を破壊しかねない。
言葉の一撃なら言葉で返すのが筋だと思うが?」
反論出来ないのか黙り込む。
そして渋々、
「ごめんニャ」
「え、あ、うん?」
「でも、次に言ったら」
鋭く尖った爪がキラリと光る。
言葉じゃない仕草で語ってる。
「す、すいません」
何故か遠坂 凛が謝る。
変な展開だが、そんな展開に俺は慣れてきた。
自分でも分かってる。慣れない慣れられない空気、展開に慣れている自分が心の済に居る。
普段の自分じゃない他の自分が形を変え自分に出てる。
変化が与えた新たな人格、変化が出した結論が耐性、抗体を俺の中で構成した。
「身体の調子は・・・・どうニャ」
心配そうにモオズ・アカラトは言う。
「大丈夫だよ。
怪我は遠坂さんが治療してくれたから」
首元の包帯を見せ安心させようと思ったが。
「私は治療なんかしてない」
「?」
「君は、君が自分で治癒したの。
さっき、言ったんだけど、寝惚けてた?」
俺は・・・死んでたのか?
「君は一度死んだ。
だが、生きている」
アーチャーは俺の首元を見て言った。
「私が屋敷に着く前に君は大量出血で死んだ。
運が良い方だと、私は思ったがね。
即死の一度を受けて数分、長生き出来んだからね」
「俺は・・・・死んだ」
変な奴に鞭で首を斬られ大量の血が消失した。
俺自身、死んだと思った。一般的知識を知っていれば死んだと思うのが自然だ。
でも、今、俺は生きている。
「首元の傷は塞がっている。
首元の包帯は魔術の類を抑える特別な魔術具で、魔力と魔術を抑えている」
「俺の?」
「君と同等の投影魔術師を知ってるんでね。
保険だよ保険」
魔術回路、魔力バイパス・オン。
全身の回路から魔力を収縮、指元に集める。
が、指元で消えた。
「首元の保険を外さん限り、君は魔術を使えない」
俺の行動を観察してアーチャーは言った。
「出来れば極力、使うなニャ」
モオズ・アカラトは静かな声で告げた。
深刻な表情でモオズ・アカラトは・・・・・・
「君の魔術は危険なんだニャ。
使えば使う程、強化されるニャ。
でも、強化される度に神崎 斬叶!
君の身体を心を蝕むニャ!!」
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