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Fate/staynight/the/crossovermoment
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感じない自然な手付きで意外感を覚えた。
「はい、凛師匠の分。
はい、アーチャーの分。
はい、えっと?誰だったけ?」
「神崎 斬叶だ」
「あ、そうそう神崎君!
はい、どうぞ」
湯気を立て食欲を唆る良い匂いが俺の食欲を刺激する。
俺は空腹感を他人に悟られぬ様に自然と手渡された、お粥とスプーンを受け取った。
具は卵とネギで構成されたシンプルな、お粥だが、とても美味そうだ。
「頂きます」
食欲をギリギリまで我慢したが、抑えられない食欲が暴走する。
一口、お粥を口に入れると。
「美味しい・・・・・」
二口目もパクリと口に放り込む。
「美味しい!」
ガツガツと口に放り込む。
他人の料理なんて師匠の手料理以来だが夜桜 叶、恐るべし!
師匠の料理テクには敵わないが俺と歳が大差ない女の子なら充分過ぎる美味さだ。
「料理の完成度、旨味、隠し味の生姜、唐辛子。
私には及ばないが充分だ」
「褒めてるのよね・・・・・?」
「褒めているさ」
「ありがと・・・・」
褒めている判断された夜桜 叶は嬉しそうだ。
自分の料理が褒められたんだ嬉しくて当然だ。
「ふむふむ、美味いわね。
今度、私に教えてくれる?」
「はい!!
師匠の願いなら、なんでも聞きます!」
「あ、ありがと」
師匠?今頃だが夜桜 叶は遠坂 凛を師匠と呼んでいる?
「・・・遠坂さんは魔術師なんですか?」
唐突に言うが返答は期待しない。
急に魔術師とか言われて、はい、そうですよ〜。なんて言う奴は魔術師失格だ。
「ええ、魔術師よ」
前言撤回、彼女は魔術師です!
魔術師でもバレても構わない魔術師とかいても全然不思議じゃないよね?
てか、夜桜 叶が俺の素性をある程度は知ってるんだ。
夜桜 叶の師匠 遠坂 凛が俺の素性を知ってても不思議ない。
「君も魔術師でしょ?」
「はい」
「特別な家系の魔術師 神崎 斬叶。
得意魔術は投影で趣味は家でゴロゴロと」
え、なんで俺の趣味知ってんの?
「師匠、知ってるんですか!?」
「アンタが私に教えたんでしょ!
まぁ、ちょっと尾行して情報を集めたけど」
尾行して情報を集めた?
俺は何時も周囲を警戒して日常を過ごしている。
見られている視線を感じたなら気付く筈だが?
「変な猫と過ごしている時間が長く大抵は変な猫と一緒」
「変な猫じゃないニャ!
モオズ・アカラトニャ!」
え、モオズ・アカラト!?
ベットの下から突然、飛び出したモオズ・アカラトは遠坂 凛の頭をペシと叩く。
加減された一撃なのだが?
「い、い、痛〜〜〜〜い!」
加減していてもモオズ・アカラトは最
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