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Fate/staynight/the/crossovermoment
正義
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だ。

「かもね。
彼の再生能力に匹敵するかも」

「と言っても聖剣の鞘の能力だがね」

「彼の能力が聖剣の鞘の能力を底上げしたから・・・彼自身の能力と言っても良いわ」

アーチャーはやれやれと言いたげな表情だが反論はしなかった。

「あの・・・・貴女は・・・・誰ですか?」

段々と通常の神崎 斬叶に戻ってきた。
思考回路回復、脳内完全覚醒、記憶ロード完了。

「私?私は遠坂 凛 」

「遠坂・・・・さん。
色々と有難う御座います」

首には包帯が巻かれていた。
遠坂と名乗る少女が俺の為にキツキツに巻いてくれたんだろう。
少しキツく巻き過ぎの気がするが彼女なりの配慮と考え苦しむ喉の違和感を我慢して会話を続ける。

「態度が私と凛では違うのか?」

「初対面の人は敬語が当然、しかも、会話相手は女性だ」

見る限りの憶測だが、俺の一つ二つ歳上と見える。
大人びた雰囲気と子供じみた雰囲気を兼ね備える遠坂 凛は不思議系&おっちょこちょい属性を含んだレアキャラと読むが見た目と裏腹感なので実際、彼女が本当に推測通りの人間かは不明だが大抵、人間なんて見た目通りだ。

「なんか・・調子狂うわね。
紳士ポク、言われると〜〜〜〜〜」

「変・・・ですか?」

「別に、変じゃないんだけど、」

「凛は普通男子会話経験の経験が薄いんでね。
気にしないで会話を続けてくれ」

「別に、そういう意味じゃない!!」

凛の鋭い拳がアーチャーの腹に直撃する。
痛みに免疫が有るアーチャーでさえ、一瞬、顔を歪める程の一撃なのか!?

「あ、あ、ハハハハ」

なんとも言えない状況だな。
知らない天井から知らない少女、それに普通に会話してる「アーチャー」と少女が疑問を膨らませる。
「アーチャー」の「マスター」は夜桜 叶と名乗る少女の筈だ。
なのに違う全く知らない少女と共に行動してるのは、なんで?

「凛さ〜〜ん?
どの部屋ですか〜〜?」

あれ?夜桜 叶の声?

「一番奥の部屋!!
何度、言ったら分かるの!?」

「す、すいません」

ドタドタと騒がしい音が廊下から聞こえる。
そして部屋のドアが勢い良く開けられた。

「お粥、出来ました!」

エプロン装備の夜桜 叶は熱々の出来立てらしき、お粥をを持っていた。

「アンタ、小皿に入れて持ってくる選択肢はなかったの?」

「アハハハハ、急いでたんで鍋で持ってきました。
小皿は皆の分、有るんで皆で食べましょう」

気が利くのか天然なのか、俺から見れば天然の分類だが遠坂 凛とアーチャーは慣れているのか対応が雑だった。
アーチャーは無言でマスターの元に歩き手伝い始めた。
その手付きは慣れているのか違和感を
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