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イナズマイレブン〜クロスライジング〜
秘伝書!?
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「おい、静かにしろよ」

染岡が俺達に呼び掛け、俺達は皆で頷く。
俺達は今、聞こえは悪いが雷門の理事長室に侵入している。
俺達が何故、理事長室に居るかというと
時間は遡ること、昨日の雷雷軒での出来事が原因だ。

───昨日の雷雷軒

「んー、それにしても必殺技どうするかな」

円堂が呟く。
すると風丸が反応する。

「円堂のおじいさんの特訓ノートには何か書いてないのか?」

その時、雷雷軒のおじさんがちょっとピクッとなったのは
気のせいだろうか。

「んー、じいちゃんの特訓ノートにはゴッドハンドとかは書いてあるけど他の事はあんまり書いてないんだよな」

と話していると、雷雷軒のおじさんが円堂に話し掛けた。

「おい坊主、お前円堂とか言ったな」

円堂がラーメンをすすりながらおじさんを見る。

「そうだよ、それがどうしたの」

「お前さんがさっきから話しているおじいさんの名前はもしかして、円堂大介と言うんじゃないのか?」

と円堂に向かい話す。

「おじさん、俺のじいちゃん知ってるの?」

と円堂が食ってかかるように耳を傾けると
おじさんが笑いながら話し始めた。

「ハハハッ!そうか大介さんの孫か!!」

と話すと、おじさんは話を続いた。

「お前たち新しい必殺技を考えているみたいだな」

俺はその言葉を聞いて餃子を頬張りながら話す。

「うん、そうなんですけど考えてつかなくて…」

「秘伝書がある」

おじさんは何かを呟いた。

「えっ?今なんて言った?おじさん」

円堂がもう一度聞いた。

「秘伝書があると言ったんだ。大介さんが残した秘伝書だ」

俺と円堂、風丸は顔を見合わせ
「「「秘伝書だって!?」」」と叫んだ。
円堂が少し戸惑ったように話す。

「えっ、特訓ノートじゃないの?」

おじさんはまた少し笑いながら

「特訓ノートは秘伝書の一部に過ぎない」

円堂はその言葉を聞いて、椅子から思いっきり立ち上がった。

「おじさん!その秘伝書ってどこにあるの!?」

と真剣そのものの目でおじさんを見つめる。
その瞬間、おじさんは持っていたおたまを
円堂目掛けて思いっきり向けた。
円堂はびっくりして椅子と共にひっくり返った。
円堂は立ち上がり叫ぶ。

「何すんだよ!危ないだろ!」
とムカッとしたのか少し荒い言葉遣いでおじさんに叫ぶとおじさんが話す。

「秘伝書はお前たちに災いをもたらすかもしれないぞ。それでも秘伝書が欲しいか」

円堂はニヤッと少し笑いながら
「ああ!」と返事を返した。

「流石は大介さんの孫だ。いいだろう場所を教えよう、場所は──」

そして今に至る。
何故、秘伝書が理
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