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リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第六話 仲間そして再会
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かれてある。
大輔「出来た。フェイト、皿にご飯を盛ってくれ」
フェイト「うん。」
フェイトは炊飯器を開け、炊きたてのご飯を皿に盛ると大輔に手渡す。
そして、盛られたご飯にカレーを乗せて、テーブルに置く。
ブイモンには特製の激甘カレーを置いた。
全員【頂きます】
挨拶を済ませると、4人は目の前のカレーを一口掬い、口に運んだ。
フェイト「美味しいね。」
大輔「そうだな」
ブイモン[皆で作ったからだよ。]
アルフ「たまには皆で作るのもいいかもね」
4人は美味しそうにカレーを口に運び、あっという間に鍋を空っぽにしてしまった。
ブイモン[お腹一杯!!]
パンパンに膨れた腹を摩りながら言うブイモン。
アルフ「腹一杯になったら眠くなって来たよ…」
アルフが欠伸をしながらぼやいた。
大輔「もう遅いし、寝るか」
フェイト「あ、あの大輔…」
大輔「ん?」
大輔が後ろを振り向くと、風呂上がりでパジャマ姿のフェイトが立っていた。
風呂上がりのため、肌が上気して少し色っぽい。
シャンプーの香りがし、大輔は顔が熱くなるのを感じた。
大輔「な、何だ…?」
フェイト「そ、その…今日一緒に寝てくれる?」
大輔「え…な、何で?」
フェイトの言葉に大輔は顔を真っ赤にし、ブイモンとアルフは跳ね起きた。
フェイトはモジモジしながら言葉を紡いだ。
フェイト「いや、その…大輔はいつもソファの上で寝てるけどたまにはベッドの上で寝たい時もあるかなって…」
大輔「あ、ああ…それじゃあ…一緒に…寝るか?」
フェイト「……」
フェイトは大輔の言葉に無言で頷いた。
大輔とフェイトは無言で寝室に向かった。
ブイモンとアルフは呆然とした表情で大輔とフェイトを見送った。
アルフ「…フェイトにも春が来たんだねえ……」
ブイモン[頑張れ大輔…]
アルフが感慨深げに呟き、ブイモンはパートナーにエールを送った。































大輔とフェイトは寝室に入ると、1つのベッドに横になり、掛け布団を被った。
フェイト「大輔」
大輔「ん?」
フェイト「大輔の怪我が治ったら母さんの所に報告に行くから、一緒に来てくれる?」
大輔「ああ、勿論。」
フェイト「ありがとう…」
フェイトは礼を言うと同時に目を閉じた。
大輔はふと、D-ターミナルに視線を遣り、開くと思わず目を見開いた。
D-ターミナルの画面には勇気のデジメンタル、友情のデジメンタルの他に、見慣れないデジメンタルが保存されていたからだ。
大輔は気づいていなかった。
金色の光が大輔とフェイトを包み込んだ時、二人の胸元から光が灯っていたことに。
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