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リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第六話 仲間そして再会
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解放して、これの暴走を静めるんだ!!」
遼「お、治…?」
大輔「一乗寺…あ、ああ!!」
大輔と賢が互いを見合わせた後、魔力を解放した。
大輔、賢「「はああああああっ!!!!」」
辺りに大輔と賢の魔力が迸った。
魔力の解放が収まった時、ジュエルシードの暴走は収まった。
アルフ「な、なんつー馬鹿魔力だい…2人掛かりとは言えジュエルシードの暴走をアッサリ止めるなんて…」
アルフが呆然となりながら呟いた。
大輔「う…っ…」
魔力の解放を終えた大輔は体勢を崩す。
賢「本宮君、大丈夫…かい?」
大輔「あ、ああ…」
フェイト「大輔!!」
フェイトが大輔の元に駆け寄る。
賢「君は一体…?」
フェイト「あ、あの…その…」
フェイトは賢の問いにどう答えていいのか分からず、口ごもる。
大輔「…こいつは、俺と同じ世界から来たんだ。俺の知り合いだよ。」
敵だったと言えば警戒すると思った大輔は知り合いということにする。
大輔の手からは夥しい血が流れている。
なのは「大輔さん!!」
大輔の怪我を心配して、なのはも駆け寄ろうとするが、アルフに睨まれた。
なのは「なっ…!」
アルフはなのはの様子を気にもかけずに、大輔の元に駆け寄る。
アルフ「大輔!大丈夫かい!?」
賢「大丈夫。出血は酷いけど、手が使い物にならなくなるわけじゃない。ちゅんと処置すれば大丈夫。」
アルフ「…そう。」
アルフは安堵の溜め息を吐いた。
賢は敵ではないようなので、アルフは警戒を解く。
フェイト「早く帰って手当てするよ。アルフ、大輔を背中に乗せて…」
賢「その方がいい。早く手当てをしないと傷口から菌が入るかもしれない」
賢はそう言うと、踵を返した。
遼「ちょっと待て!!」
賢「え?」
声をかけられた賢が遼の方を見ると、まるで亡霊を見るような表情で遼を見る。
その反応に少し傷ついたのは秘密だ。
賢「遼…さん…?」
遼「やっぱり賢か。久しぶりだな」
賢「本当に遼さんなんですか?死んだんじゃ…」
遼「馬鹿、死んでたまるかよ。お前もここに来ていたのか…治は元気か?」
賢「…兄さんは2年前に亡くなりました」
遼「っ!!そうか…」
親友の死に、遼は悲しげに表情を歪めたが、大輔達の方を見遣ると、大輔達はジュエルシードを回収して退却していたようだ。
呆然としているなのはに歩み寄り、頭に手を置くと、帰宅を促した。































マンションに戻り、手当てを受けた大輔だが、リビングに静寂が訪れていた。
アルフとブイモンは気まずそうに視線をさ迷わせる。
大輔「あの、さ…フェイト…」
フェイト「ごめんね…」
大輔「え?」
フェイト「私のせい
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