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リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第六話 仲間そして再会
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めてる。自分の暮らしてる街や、自分の周りの人達に危険が降りかかったら嫌だから…これが私の理由だよ」
フェイトはその言葉を聞くと、1度目を伏せる。
フェイト「…私は」
ポツリと、フェイトが言葉を発しようとしたその時、
アルフ「フェイト!!答えなくていい!!」
ユーノとツカイモンと戦っていたアルフが叫んだ。
アルフ「優しくしてくれた人達のとこで、ぬくぬく甘ったれて暮らしてるがきんちょになんか、何も教えなくていい!!私達の最優先事項は、ジュエルシードの捕獲だよ!!」
その言葉に感化されたのか、フェイトはバルディッシュをなのはに向ける。
大輔はアルフの言葉に疑問を抱くが、フェイトの援護をしようとフレイドラモンの甲冑に換装して右腕に炎を纏わせる。
遼「おいおい、いくらなんでも甘ったれはないんじゃないか?」
全員【!!?】
声のした方を向けば遼とドルモンが木に寄り掛かってこちらを見ていた。
遼「誰にだって生きている限り、辛い過去や悲しい思い出はある。それを考慮しないでいきなり否定すんのは感心しないな」
アルフ「…っ、あんたにフェイトの何が分かるってんだい!!?」
遼「名前以外は何も知らないな。俺はあの子と会って間もない上に、あの子の事情を聞かされてもいない。そんな状態でどうやってあの子のことを知れって言うんだ?それこそ“甘え”だろ…」
言い切る前にアルフの拳が遼を掠る。
遼「危ないじゃねえか…仕方ない。少し大人しくしてもらうぜ!!」
遼が懐から取り出したのは、大輔と同型のデジヴァイス。
光を纏い、それが収まった時には、ラプタードラモンが完全体に進化したグレイドモンに酷似した甲冑を纏う遼の姿。
一瞬で手刀をアルフの首筋に叩き付け、アルフを気絶させた。
大輔「は、はええ…」
フェイト「アルフ!!」
バルディッシュを構えて、遼に接近するが、遼は剣を抜いて、魔力刃を受け止めた。
大輔「やべえ!!」
もう片方の剣がフェイトに叩き付けられる前に大輔が間に入って、ガントレットに守られた腕で剣を受け止める。
大輔「…っ!!」
あまりの力に腕が痺れてしまったらしく、腕を押さえて飛びのいた。
フェイト「大輔…大丈夫?」
大輔「だ、大丈夫だ。あの遼って人は俺に任せてお前はアルフを」
フェイト「でも…」
大輔「急げ!!」
ライドラモンの甲冑を身に纏い、凄まじい脚力で遼に向かう。
大輔「ライトニングブレード!!」
手に雷の魔力刃を生成し、遼に叩き込もうとするが剣で受け止められた。
咄嗟に距離を取り、凄まじい速度で移動を繰り返しながら、電撃弾を遼に何度も放つ。
しかしそれは遼の双剣で尽く弾かれてしまう。
遼「来いよ」
挑発するように言うと、大輔は歯ぎしりするが、挑発には乗らず、距離を取りながら雷撃を放つ。
遼「(いい判断だ
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