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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
EpisodeV:
Usus, magnus vitae magister, multa docet
Epico1イリシアの耳に説教
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し」アリサと、「2週間前にも家で着てたし」アリシアがポツリと漏らした。仏の顔をも三度、って知ってるかな、かな。わたしとアリサとアリシアの3人で含み笑いをし合っていると、「よいしょ、っと。ふぅ」はやてが一息吐いたのが聞こえたから、はやてに目を移す。
「はやてちゃん。本当に着替え、手伝わなくていいの・・・?」
「着替えだけじゃなくて手伝えることがあればなんでも言ってね」
「うん。遠慮とかそんなの気にしないでいいから」
「おおきにな、すずかちゃん、なのはちゃん、フェイトちゃん♪」
なんだろうね。あっちとこっちじゃ空気が全っ然違うよ。あのほのぼのさ。そんななのは達を見てると、「でも、ええんよ」はやてが首を横に振った。
「確かにこれからは、みんなと一緒に同じ学校に通えるけど、どこまでも一緒とはいかへんやろ? そん時にひとりでも着替えとか色々出来るようになっとらなアカン」
それははやてなりの覚悟だった。自分で出来ることは自分で成す。それがはやての意思ならわたし達は尊重すべきだって話になったんだけど。
「でも、もし人の手を借りやなアカンような事態になったら・・・手伝ってもらえるか?」
「「「「「「もちろんっ!」」」」」」
助けが必要ならわたし達ははやての側に集まろう。乙女の友情を新たに厚く固めたところで、「お? これってルシルの制服・・・?」わたしの目はルシルの制服が入ってるケースへ一直線。
「そうやよ。・・・って、何しとんの? シャルちゃん」
「え、何って・・・えへへ? ルシルの制服に、わたしの香りを残そうと思って?」
そそくさと自分の制服を脱いで、ルシル――男の子用の制服に着替える。そんな中でわたしに突き刺さる冷めた視線が3つ。内2つはアリサとアリシアだ。わたし達3人はどこか似ているけど、恋愛が関わってくるとわたしだけアウェーになっちゃったりする。ま、気にしないけどね。最後にはやて。わたしの最大のライバル。冷ややかっていうより嫉妬っぽいかな。
「よいしょっと。どれ、わたしも男の子に見えたりする?」
わたしの制服のリボンを使って後ろ髪をうなじで一纏めにしたうえで制服の内側に入れる。真正面から見ればショートヘアに見えるはず。まずは「とりあえず脱ごな、シャルちゃん♪」笑顔だけど笑顔じゃない表情を浮かべるはやての第一声からスタート。
「ルシル君、鋭いたからバレちゃうよ・・・?」
「あと男の子には見えないかも」
「怒られちゃう前に脱いだ方が良いよ」
なのは、フェイト、すずかと続いた。反応はイマイチかぁ。とここで、「逆はどうだろう・・・?」と考えてみる。ここでさっきまでわたしにアウェー感を叩き付けてたアリシアがニヤリと笑う。でも残念なのがアリサの反応。以前までならノッ
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