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ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
ボス攻略、乱入する英雄たち。
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程のプレイヤーでぎっしりと埋まっていた。
急いで数を数えると、やはり二十人と少し、これならボスをあと一回は挑戦可能だ。
「おい、俺達ボスに挑戦したい。退いてくれ」
俺はノームのプレイヤーに言う。
「悪いな、ここは今閉鎖中だ」
「閉鎖……って、どう言うこと……?」
隣で聞いていたアスナが言う。
「これからうちのギルドが挑戦するんでね。今、その準備中なんだ」
「どれくらい掛かる」
「ま、一時間ってとこだな」
……こいつら、意地でも通さねぇつもりらしいな。
「待ってる暇はねぇ。そこをどけ」
「そうは言われてもね。此方は先に来て並んでるんだ」
「すぐに攻略しねぇなら構わねぇだろうが」
「だからそういわれても俺にはどうにも出来ないんだよ」
どうやら、交渉の余地はない……か。なら……
「死んでも、文句言うなよ?」
「そうだね」
途端、俺とユウキはヴォーパル・ストライクを放って吹き飛ばした。
「ユウキ!?ダーク君!?」
「「アスナ。ぶつからなきゃ伝わらない事だってあるよ。例えば、自分がどれだけ真剣なのか、とかね(な)」」
そして、俺は生成した銃を持つと、撃ちまくる。
「きっ……たねぇ不意打ちしやがって……!」
「不意打ちたぁ挨拶だな。退いてくれねぇから押しとおったまでだ。さぁ……」
何時もの<ブラックジェット・コート>をなびかせると、高らかに吼える。
「かかってこい、この滅殺者に!!」
途端、一斉に三倍の敵勢が下がるが、後方から無数の足音が聞こえた。
俺はすぐに後ろを見ると、三十人規模の連結部隊(レイド)の片割れが現れた。
この人数では、幾ら俺達でも、魔法や弓の集中砲火を食らえば死んでしまう。
ーーーーー詰み、か?
顔に伝う汗を感じ、そう考える。
しかし、次の瞬間。
「ーーーーーー<グラビティ・バイト>!!」
左右から現れた人影から放たれた魔法によって、プレイヤー達が一気に吹き飛んだ。
「なっ!?」
驚愕していると、目の前に二つの影……いや、正確には四人の影が現れた。
「よう、ダーク」
「相談してくれれば(いいのに)
「んじゃ、いっちょ片しますか」
「程ほどにな」
右から、雷獣の狩人ライト、翡翠の剣士、ミヤビ、漆黒の勇者ライト、純白の英雄リン。しかし、何故二人が……?
説明しよう!ライト&リンに提供した焔光剣と輝光剣は、別次元で所有する焔光剣と輝光剣持ちのプレイヤーの世界に転移することが可能なのである!by作者
……どんだけだ作者。
「魔法に不可能は無い。さぁ、ショータイムだ」
「ふざけんな!メイジ隊、焼いてやんな!!」
途端、メイジ隊の高速詠唱が聞こえ、それから七発もの単焦点追尾型魔法が飛んでくる。
「リオ、朱雀喰らえ」
「<イニジオ・ハイルロード>」
「<ディザスターヴ
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