二十四章 幕間劇
エーリカについて考え事×一真隊愛妾連合との膝枕交換
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素は鍋や茄子を食べて美味しいと言ったり、一緒に鬼を倒すのが素の部分。闇の部分は俺を殺すために着々と準備をするエーリカと言った方が分かりやすいか」
「そういえば、エーリカさんを囲んでの鍋は・・・・あれから一度も出来ず仕舞いでしたね」
「そうだね・・・・」
あの後、京に上って、ほとんどすぐに金ヶ崎だったのか。戦いが終わればと思っていたひよ達は、まさかこんな事になるとは考えもしなかっただろう。二度も来た世界をどうするかは、この世界によってだが二度も破滅になるとは俺も思わなかった。一度目はエーリカを助けた後に新田達を北郷一刀がいる外史に戻して新たな生活を満喫中だと、たまにその外史での貂蝉からメールが届く。そして二度目は俺らの拠点へと保護をする事になり、もちろんエーリカも助ける事だ。
「お鍋ですか・・・・」
「皆で一つの鍋を分け合って食べる、という考えを喜んでくれてたのさ。だから最終決戦時には皆の力を貸してほしい」
「はいっ!」
「無事にエーリカさんを助け出してくださいね、一真様!」
「俺の全力を持つところだが、今回ばかりはとても難しい事だ。今回は神界と冥界の神々の力を貸すように、奏と優斗と深雪も参加する予定だ。・・・・ふあぁ」
「あら。ハニー、おねむですの?」
「一真隊や他の仕事は皆に任せているが、最終決戦時にはたくさんの力をつけるために鍛錬をしてきたからかも」
それでも一葉や美空達の仲裁をやってきたのは、俺でもあるからなのか実際はかなり疲れているのではないかと指摘された。それはそれで疲れるかもしれんが、船には側室や正室の相手もしているからなのかそれが疲れなのかもしれんな。
「・・・・でしたら、私のお膝を枕にして頂いても・・・・」
「悪いが貸してもらおうか・・・・」
「ええ、もちろんですわ・・・・!」
そう言ってから綾那は残念そうな顔をしながら、膝上からどいてくれた。最近は地上での仕事が多いのか、自然に疲労が溜まっていたようで船からはいいなと言われるが、たまには愛妾達にもしてあげてくれと言いながら近くにある膝に身を寄せたけど。
「ああ、ハニーに膝枕だなんて夢のよう・・・・ってちょっとハニー!?そっちではありませんわよ・・・・!」
「おや」
何だか自然的に力が抜ける感覚であり、まるで本妻が寝かしつけるかの如しだったからか、既に眠気が来たのでそのまま寝てしまった。
「ふぅ・・・・・」
「・・・・もう寝ちゃいましたね、一真様」
「外見ではそうは見えなかったのに、中身はそうとう疲れておいでだったのですね。黒鮫隊や黒神眷属という家族とを過ごしていたり、地上に降りれば久遠様たちの相手をしていたたかもしれません。こちらから無理をされていたかのようで」
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