暁 〜小説投稿サイト〜
リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第三話 それぞれの時間
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アルフ「あんたも使い魔だろ?」
ブイモン[あ、いや。俺はデジモンだよ。]
フェイト、アルフ「「デジモン?」」
今度はアルフとフェイトが首を傾げる番だった。
ブイモン[大輔、話してもいいよね?]
大輔「ああ」
ブイモン[俺はデジタルモンスターって言って、データで出来てる生き物なんだ。普段はデジタルワールドって言うデータの世界で暮らしてる。]
フェイト「ブイモンがデータ…?」
ブイモンをフェイトはマジマジと見つめる。
フェイトからすれば人間と同じくらい感情豊かなブイモンがデータだとは信じられないらしい。
大輔「まあ、こいつは俺の大事なパートナーなんだ。仲良くしてやってくれないか。」
フェイト「あ、はい。よろしくねブイモン。」
ブイモン[おう!!]
大輔「あ、そうだ。後、敬語を止めてくれないか?歳は近そうだし、これからは仲間なるし、それに敬語はちょっと苦手でさ。」
一瞬何度注意しても全く止めてくれない後輩の姿が思い浮かんだが、直ぐにフェイトの方を見遣る。
フェイト「え、あ…うん、これで、いいかな?」
大輔「ああ」
グウ〜…。
大輔、フェイト、アルフ「「「?」」」
ブイモン[大輔〜、腹減ったあ…]
腹を押さえながら情けない声を出すブイモン。
同時に吹き出す3人。
アルフ「あはは!!それじゃあ夕飯にするかいっと。」
ブイモン[待ってました!!]
大輔「おいブイモン。すまねえフェイト。御馳走になるな」
フェイト「うん。」
こうして大輔とブイモンは夕飯を御馳走になることになったのだが…。






























大輔「………」
大輔はテーブルに並ぶ冷凍食品を見遣る。
1度冷蔵庫を見せてもらったが、あるのは冷凍食品や飲料水、調味料くらいで、食材は入っていなかった。
フェイト「大輔、食べないの?」
アルフ「どうしたのさ?黙っちゃって?」
ブイモン[大輔〜?]
不思議そうに大輔を見つめるフェイトとアルフ。
口一杯にご飯を詰め込んで大輔を見るブイモン。
大輔「え?あ、食べる食べる。」
大輔は急いでおかずの冷凍食品を口に運び、ご飯をかきこんだ。
大輔「(フェイトくらいの歳の子だと、料理は難しいかな?アルフは…問題外として、やっぱ居候の身だし、料理くらいは俺がするべきだよな?)」
フェイト「大輔?」
大輔「フェイト。明日から俺が飯を作るよ。明日の朝買い物行くからさ、スーパーの場所を教えてくれ」
フェイト「いいの?」
大輔「ああ、居候の身だし、それくらいさせてくれ。ところでアルフ。何食ってんだ?」
アルフ「何って…」
アルフは自分に出された皿を大輔に見せた。
アルフ「ドッグフードだけど?」
大輔「お前
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