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インフィニット・ストラトス ―蒼炎の大鴉―
進撃のゴーレムV、咆哮する鴉
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の1機はボーデヴィッヒを振り切り俺に突撃してきた。

即座にライフルを離しビームライフルを装備、右肩の関節部を撃ち抜き切り離す。

それをもろともせず無人機は左腕の荷電粒子ビームでこちらを撃ってくる。

スラスターを吹かせ左に躱しながらシールドにマウントされたビームサーベルを発振、すれ違いざまに腹部を真っ二つに切り裂いた。

だが下半身を切り離されたにも関わらず上半身だけとなった無人機は攻撃を続ける。シールドにビームガトリングガンをマウント、攻撃を躱しながらビームの弾幕を浴びせた。吐き出されたメガ粒子は無人機の装甲を穿ち、内装を粉砕た。

漸く無人機が機能停止する。残すは何機だ?

『すまない、抑えきれなかった』

「問題ない。俺は次に向かう。こいつのコアを回収しておいてくれ」

『ああ。健闘を祈る』

―――――――――――――――――――――――

Side兼次

一夏のIS反応があるポイントに向かうと、一夏と箒の2人が2機の無人機を相手に苦戦していた。

「一夏、援護するぞ」

『その声、兼次だな?』

「ああ」

ハイパーメガライフルをコールし両手で構えて1機をロック、足を止めた瞬間を狙い狙撃する。

高収束のビームは右肩から左大腿部にかけて貫通し内装をボロボロに溶かす。これにより無人機の動きは大きく鈍った。

「一夏、今だ!」

『わかってるよ!』

零落白夜を発動した一夏は大きく動きの鈍った無人機に突撃、袈裟斬りに切り裂き無力化した。

『よし、あと1機だ』

「気を抜くなよ」

サイコフレームが緑色に輝き始める。

ファンネルを全基展開し内10基を一夏と箒の周囲に展開、ファンネルバリアを発動する。そして残りの2基とハイパーメガライフル、アームドアーマーのビームキャノンで援護射撃を開始した。

「一夏、そのまま突撃しろ。その状態なら生半可な攻撃は通らない」

『わかった』

一夏がイグニッションブーストで無人機に突撃を始める。

『うおぉぉぉぉ!』

左腕から放たれたビームをファンネルバリアで弾きながら一直線に進み、そしてコアを有する胸部に雪片弐型を突き刺した。

コアを砕かれた無人機は人間が脱力するように崩れ落ちる。

「よくやった。お前たちはそのまま休め」

『兼次はどうするんだ?』

「俺はこのまま残りを撃破する。まだ4機いるみたいだからな」

どうやら和也はボーデヴィッヒのところにいた3機を撃破したみたいだ。つまり残りは4機となる。

『無茶はするなよ』

俺を気遣うように箒が言った。

―――――――――――――――――――――――

Side和也

兼次のところの反応が消えたか。残りは
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