第二話 運命の邂逅
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よろしく]
凄い罪悪感を感じつつも、取り敢えず自己紹介。
フェイト「この人達は私達にジュエルシードを渡してくれたの」
アルフ「そうかい。あたしはアルフって言うよ〜」
フェイトの言葉に警戒を解いたのか、笑顔を浮かべながら自分の名前を言う。
大輔「さてと…これからどうするかな…」
大輔は辺りを見回しながら頭を掻いた。
フェイト「あの…」
大輔「?」
フェイト「住む所がないならうちに住みませんか?」
大輔「いいのか?」
大輔は目を見開きながら尋ねる。
フェイト「はい。沢山迷惑をかけちゃったし。それにジュエルシードを渡してくれたお礼です。」
フェイトは微笑みながら頷いた。
大輔「そっか…じゃあ、世話になるな。」
フェイト「はい。アルフもいいよね?」
アルフ「フェイトがそう言うならあたしは構わないよ。」
大輔「それじゃあ改めて、俺は本宮大輔。今日からよろしくな」
フェイト「はい。私はフェイト。フェイト・テスタロッサ」
少年と少女の運命の出会いは果たされた。
?「ふう…」
大輔とフェイト達のいる所からかなり離れた所にある家のベランダにいる少女から深い溜め息が吐かれた。
彼女の名前は八神はやて。
彼女は、足が麻痺しているため車椅子生活を余儀なくされていた。
その上、両親も既に他界し、親類と呼べる人もおらず、天涯孤独の身であった。
朝昼は隣の家の人達等が来てくれたりするが、夜は基本的に独りだった。
人前では明るくしているものの、独りの時はいつも孤独に震えていた。
はやて「あ…流れ星…」
はやては流れ星を見つけると即座に願う。
はやて「家族が出来ますように…」
叶わない願いだと分かっているけれど願わずにはいられない。
はやて「あほやなあ…叶わないって分かってるはずやのに…」
どんどん自分がみじめに思えてきて、はやては泣きながら自嘲の笑みを浮かべた。
その時、庭から眩しい光が溢れた。
はやて「な、何や!?」
突如現れた光に驚きながらも車椅子を動かして庭に向かう。
光が収まった頃にはそこに自分より少し年上に見える少年がいた。
はやては少年に駆け寄ると声を上げる。
はやて「ちょ、どないしたんや!?大丈夫なんか!?」
賢「う…ん…ここは…?」
はやて「大丈夫なん?どうしてここで倒れてたんや?」
賢「えっと…君は?」
はやて「あ、ごめんごめん。私、八神はやて言うねん。」
賢「僕は一乗寺賢…あのここは何処かな?何か見たことがないんだ
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