第二話 運命の邂逅
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アルフを引きずって大輔の下まで歩いてきたブイモンが首を傾げる。
大輔「…あのさ、ここ何処なんだ?」
大輔今まで気になっていたことをフェイトに尋ねてみた。
フェイト「え?ここは海鳴市です」
フェイトは大輔の問いに首を傾げながらも答える。
大輔「海鳴市?お台場じゃないのか?」
聞いた大輔は聞いたこともない名前に首を傾げるばかり。
フェイト「お台場?」
そしてフェイトも聞いたことのない名前に首を傾げる。
そしてフェイトはここで1つの可能性に辿り着いた。
フェイト「あの…もしかしてあなたは次元漂流者ですか?」
大輔「次元漂流者?」
フェイト「えっと…次元漂流者というのはこの世界の他の世界。つまり違う次元の世界…特に管理外世界から迷い込んだ人のことです。」
大輔はフェイトから次元漂流者とは何なのかを教えてくれた。
大輔自身も何と無く心当たりがある。
大輔「そういえば俺、このジュエルシードって奴に触れた時の光に飲み込まれて…」
フェイト「多分あなたの魔力と共鳴したんだと思います。」
大輔「そうか…」
大輔が途方に暮れたように溜め息を吐いた。
フェイト「あ、あの…」
アルフ「う〜ん…」
大輔、フェイト「「!?」」
ブイモン[あ、起きた。早いな]
アルフ「うぅ…頭がグラグラする…」
大輔「無理もねえ…」
ブイモンがアルフに炸裂させたウラカン・ラナ・インベルティダは本来なら頭をマットに叩き付けるプロレス技。
しかしここにはマットなどない舗装された道路。
アスファルトに勢いよく頭を叩き付けられ、よく気絶程度で済んだと逆にアルフのタフさに感心したいくらいだ。
大輔「というよりブイモン。いつ覚えたんだよあんな殺人技?」
ブイモン[前にテレビでプロレスの試合を見てね。1度でいいからやってみたかったんだ]
技を炸裂させたブイモン本人はかなり御満悦の様子。
アルフ「あれ?フェイト。こいつら誰だい?」
正気に戻ったアルフは大輔とブイモンを見ると首を傾げる。
大輔、フェイト「「え?」」
大輔とフェイトはアルフの発言に目を見張る。
アルフ「というかあたしは何でここに?少し前までリビングに…」
ブイモン[あれ?もしかして…]
御満悦の表情を浮かべていたブイモンの顔が引き攣る。
大輔とフェイトも同様に。
ブイモン[もしかして…]
大輔、フェイト「「(記憶が飛んでる!?)」」
アルフ「フェイト?」
顔を引き攣らせているフェイトに首を傾げるアルフ。
フェイト「え?あ、うん。この人は…えっと…」
大輔「大輔。本宮大輔…よろしくな」
ブイモン[俺、ブイモン。
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