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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
峰 理子と言う女
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んや?」
「……ならイ・ウーに来い。
お前みたいな奴がゴロゴロしている」
「お前さん、俺を戦闘狂と勘違いしてないか?」
「違うのか?」
「違うわ。はぁ……まぁいい。
それで、用事はこれだけか?」
「…後ひとつ。
お前は私を知っているか?」
「知らないな。
ルパン4世がいるなんて聞いたことも無かったな」
「そうか…なら、私は峰・理子・リュパン4世。
リュパン家の欠陥品だ……」
「ふーん…」
欠陥品ねぇ…ふーん。
「それだけ…じゃぁね」
それだけ言い残し、峰は去っていった。
「……面白い」
後に残った俺は、ただそう呟くのだった。
「おっ邪魔ーー!」
"バキンッ!"
「なっ!?お前!何しに来た!て言うか扉壊すな!」
その日の夜。
俺は峰の気を探って峰の部屋へ殴り込んだ。
「おう、扉は心配すんな。
ソレよりもお前、映画とかアニメに興味あるか?」
「はぁ?行きなり来たと思ったら何だそれは。
一応ゲームとかはやる」
「宜しい。ならば観賞会だ」
俺は扉を錬金術で直し、づかづかと中へ入っていく。
「お、おい!」
峰が慌てて止めようとしたが遅い。
俺はもうリビングへと入っていた。
「…」
「…はぁ」
「お前、女子力って言葉しってる?」
「馬鹿にするな!それくらい知っている!
これは、…時間が取れなかっただけだ」
入った部屋はリビング……のはずだが…。
まず脱いだ服やら下着やらが1ヶ所に山になっており、
食器や調理器具が水に浸けてあるだけで放置されている。
極めつけはパソコンがあるヵ所へと十数本のコードが無法地帯のように繋がり走っていた。
「一応テレビはあるみたいだし…はぁ。
掃除するぞ」
「か、勝手に決めるな!」
「残念だが拒否権はない。
お前は彼処の衣類担当。その他は俺がやってやる」
「だから勝手に…ああもう!分かったから!」
起こりながらも渋々動き始める峰。
ちらっとパソコンを見てみたが、どうやら何かの報告をしていたようだ。
ま、関係はないが。
「影分身の術」
"ボボボボッ"
俺は分身を4人作り出す。
「お、お前!忍者だったのか!」
「違うっつーの。良いから手ぇ動かせ」
「く…後で説明しろよな」
やれやれ、さっさと取り掛かるかねぇ…。
「嘘……」
「こんなもんだろ」
約30分後。
見違えるほどに綺麗になった部屋を見て、峰は驚愕を露にする。
まず食器類。
全て水魔法で洗浄し、
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