暁 〜小説投稿サイト〜
いつの間にかハイスクールD×Dの木場君?
日常風景のパフォーマンス
第29話
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ります』

「まいどあり」

白音の携帯に記憶共有によって得ているオリジナルのデータと先程得たオリジナルが白音の事をちょっと意識しているという情報を送る。それを確認した白音が少し頬を赤く染めているのを確認する。うんうん、初々しいなぁ。


side out



side オリジナル


水着を買い終わった後、プロフェッサーからのメールの内容を叩き込む為に一度トイレに向かう。個室に入り内容を速読して頭に叩き込む。かなり細かい内容だった上に、僕の考えと大分違っていたので苦労したがそれでも不審に思われない程度の時間ですんだ。

トイレから出るとちょうど白音さんも出てくる所でした。そのまま最初の予定だった秋物の服を買いに行きます。ふっ、先程はあそこまで選ばされるとは思っていませんでしたが、今度は大丈夫です。暗示もかけてありますから疲れを見せる様な事もありませんよ。

白音さんも先程より服を選ぶ時間が短く、本当に最後の選択だけを聞いてきた。おかげで楽しく買い物が出来ている。それに、こうやって二人だけでのんびりしているのも随分と久しぶりのことだな。屋敷の整備や工作に研究に鍛錬。他にもやる事が多過ぎた。

プロフェッサーとアーチャーのおかげで随分と楽が出来る様になった。仕事を押し付けるようで心苦しかったのだが、二人とも一人の時では時間の都合で出来なかった事を出来る様になったから問題無いって言ってくれた。実際、二人とも楽しそうに屋敷やデモンベインの整備、料理に掃除に裁縫をやっている。まあ、プロフェッサーの裁縫は白衣に白い糸で魔法陣を刻み込む作業なんだけどね。

店から出る際、白音さんが控えめに左手を握ってきたので、軽く握り返すと少し顔を赤くしながら嬉しそうな顔をしてくれた。その笑顔を見ていると、こう、胸の奥が温かくなる。この気持ちは一体なんと言えば良いのだろうか?


side out




side プロフェッサー


「これは監視する必要もなかったかな?何処の小学生のカップルだよ」

「見てるこっちの方が恥ずかしくなるっす」

「にゃ〜、もう少し突っ込んでも良いと思うのに奥手と言うか恥ずかしがりと言うか。もどかしいにゃ〜」

物陰に隠れながら監視を続けているオレ達は、半分監視を投げっぱにしながらオレ達はオレ達で楽しんでいる。今はゲーセンで二人がダンスゲームをやっているのを見ながら、ミッテと二人ですぐ近くのドラム型洗濯機みたいな筐体の音ゲーをやっている。知っている曲と知らない曲と微妙に知っている曲と微妙に知らない曲とかなんかカオス。こんな所で前世と違う文化に触れる事になるとわな。

「プロフェッサーとオリジナルって本当に別人なんっすね。普通にゲームに慣れてるっす」

「大学の同期との
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