第六十一話 真実
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ルミネ「来なさい。旧き者達よ」
21XX年の正真正銘最後の戦いが幕を開ける。
ルミネが覚醒した頃、ハンターベースの研究室で異常が発生した。
血相を変えて走り回る医師をよそにゲイトは硬直してアクセルを見ている。
アクセルの身体から凄まじい光が放たれていた。
「アクセルからエネルギー反応を感知!!メインメモリが回復しています!!」
ゲイト「メモリが回復した…!?そんな馬鹿な!!」
ライフセーバーの言う通り、ゲイトの眼前で有り得ないそれは依然として続いている。
アクセルの光が強くなり、ゲイトは自分達が光に飲まれて消滅するなどという馬鹿な幻想を抱いた。
光が広がる。
全員が反射的に閉じた目を開けた時にはアクセルは既にいなかった。
そして月ではエックス達がルミネと死闘を演じていた。
エックスはバスター重視装備のニュートラルアーマーに切り換え、インビジブルダッシュを使い、レーザーを回避すると、レーザーチャージショットを放つ。
しかし、レーザーチャージショットは高い貫通力をものともしないバリアで遮断された。
ゼロ「羅刹旋!!」
空中での回転斬りを繰り出すが、セイバーによる斬撃も遮断される。
ルミネ「効きませんよ」
余裕の声に全員が上を見上げると矢が一直線に降り注ぐ。
ルナ「ぐっ!!」
まともに受けたルナ達が苦痛の声を上げる。
しかしそれが、ルミネにとって心地好いコーラスになる。
戦士達の悲鳴は新たなる生命を迎え入れる賛美歌であった。
ルミネ「あなた方に、私を倒すことは出来ませんよ」
ルイン「黙っていれば勝手なことを…!!」
ルインが怒った時、美しい光の帯が彼女に向けて迫る。
一瞬その美しさに魅入る。
エックス「ルイン、逃げろ!!」
彼の叫びに我に返ってダッシュで回避する。
あまりの熱量にアーマーが僅かに熔解した。
直撃を受ければただではすまない。
ルナ「また来る!!」
再び天からエックス達に向かって光が降り注ぐ。
ルイン「今は避けて…隙を狙わなきゃ……」
しかし彼女の考えは甘い。
光が地面から突き出る。
かわしたはずの光を受けてルインは倒れた。
ゼロ「ルイン!!」
彼女に駆け寄ろうとしたゼロもレーザーを受けて倒れ伏す。
エックス「ゼロ!!がっ!!?」
インビジブルダッシュで避け続けていたエックスも遂
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