第二章
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落た白いテーブルとソファーにはあちこちにアラベスク模様を思わせる穴が開けられている。そして天井にはシャングリラまである。店員の服もメイドを思わせるもので中にいるだけで高級な気分にさせる。そんな店だった。
その店の中に今みすぼらしいコートを着た小柄な男がいた。顔にはあばたがあり濃い口髭を生やしている。その目は鋭く黒い髪を後ろに撫で付けている。そんな男だった。
その彼が同じくみすぼらしい身なりの男と色々話をしている。それは。
「そうか、いよいよか」
「ペテルブルグはきな臭くなっている」
そのみすぼらしい身なりの男が口髭の男に話をしていた。
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