第五章 楽園
第13話 自問自答
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〜士道side〜
?「しど……起き……もう朝……よ……」
誰だ……?
士道はゆっくりと目を覚ました。
凜袮「ふふ、おはよう士道」
そこには、優しく微笑みかけている凛袮がいた。
士道「あれ?今のは……」
凜袮「今の?別に踊ったりはしてないけど……」
士道「あ、悪い……最近変な夢ばっか見てて……」
凜袮「そっか……とりあえず早く着替えて顔洗ってくること。ご飯は下で用意してるから」
士道「お、おう……」
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士道が下に行くとそこには凜袮以外誰もいなかった。
士道「あれ?みんなは?」
凜袮「用事があるからって先に出ちゃったよ」
士道「そ、そうか……」
みんな揃いに揃って……〈フラクシナス〉で何もなきゃいいけど……
凜袮「じゃ、朝ごはんにしよっかっ!」
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本当に、みんな突然どうしちゃったんだろうな……
凜袮「ねぇ、士道?」
士道「ん?どうした?」
凜袮「今日の放課後空いてる?」
士道「え、あぁ……」
凜袮「今日の放課後、予約していい?」
士道「あぁ、もちろん」
凜袮「良かった……昨日、私が倒れたせいでデート台無しにしちゃったから……てっきり怒るのかと思ってた」
士道「でも無理すんなよ?」
凜袮「分かってますよ、士道先生」
士道「よろしい」
二人はクスッと笑いあい、学校へと向かった。
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放課後。
殿町「あれ?五河のやつどこに行ったんだ?……またかわいこちゃんとデートってか?俺というフィアンセがいながら……浮気者めッ!!」
上条「いつから士道のフィアンセになったんでせうか?」
殿町「何で五河ばっかりパラダイスなんだよー!俺にも愛をプリーズ!」
上条「気持ち悪いな……」
殿町はそのままどこかへ走っていった。
士道「やっと出られた……」
上条「ん?どうしたんだ?」
士道「あいつに見つかると色々面倒だろ?」
上条「あー……」
分からなくもない、と上条は思った。
凜袮「それで?今日はどこへデートに行くの?」
上条「(テスト前に普通デートなんて行くか……?)」
士道「そうだな……凜袮はどこへ行きたい?」
凜袮「お任せで」
士道「そうか……じゃあーー」
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ー
とりあえず商店街にやってきた士道一行は小腹が空いていた。
士道「何か食べようかな……凜袮は何が食べたい?」
凜袮「うーんと……士道は?」
上条「あ……一ついいか?
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