無印編
序章
第1話 目覚めた先は………
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不能になるまでナノ粒子レベルに分解される。さあどれだ?」
「痛い!痛い?マスター指が食い込んでます!本当です本当にわからないんです!すがにこんな状況で嘘つくほどこのイグニちゃん人間出来てません」
イグニがそう言うと俺は手を離し頭を抱え「はぁ〜」とため息を吐いた。
「え、え〜っとつまり君は本当ならそんな体じゃないんだけど、何かの不具合で今の可愛らしい体になっちゃんたてことで良いんですよね?」
「可愛らしいとか言わないでくれ美由紀さん。取り敢えずは不具合になったこの身体を元に戻すことを目標にしようと思っている」
俺が取り敢えずしばらくの間の目標を決めると恭介さんが手を挙げ質問してきた。
「済まないがもしよければ先ほど言っていたとある人間の願いというものを教えてくれないだろうか?俺はそれを聞かないと君を心から信用できそうにない」
「こら!恭也」
「父さんも本当は気になってるんだろう?だったらいいじゃないか?」
「だけど…」
「構わない」
俺は二人が口論になりそうだったためすかさず割り込んだ。
「俺がこの世界に来るずっと前にとある世界の人間が言ったんだ、人間と他の知的生命体が仲良く分かり合えて暮らせたらいいのにと……俺はそのやさしいたった一つの願いで今まで動いてきた。中にはこの世界のように他種族が居そうにない世界があったがそれは人間内で争いが起きないように動いていた。この回答で問題はないな恭介さんよ」
「あ、ああ…」
その会話を最後にしばらく沈黙が続いた。だがその沈黙を破ったのが桃子さんだった。
「あ、そうだ!悟志君貴方これからどうするの例えば住む場所とか?」
「無いがそれが何か?」
「だったらここで私たちと暮らしましょう!なのはとも同い年くらいだしきっと喜ぶわ!何より私がそうしたいもの!」
桃子さんがそう言うと士郎さんたちは(母さん……)といった顔をしていた。
「済まないが気持ちだけ受け取っておく、これ以上貴方方に迷惑はかけられんからな。心配しなくても俺は神だからな金の稼ぎ方などいくらでもある。それよりも俺は貴方方にお礼がしたい何か叶えて欲しいことはあるか?何でも叶えてやるぞ。先に言っておくが俺がこの家で暮らす的な願いはダメだからな」
俺は先に桃子さん封じをしておくとしばらく待っても叶えたい願いは一つも上がってはこなかった。久しぶりに見た気がしたここまで欲のない人間を見たのは。数十分待っていると士郎さんがほかのみんなと耳打ちしいろいろ話た結果願いが決まったようだ。別に一人一個でも構わんのだが。
「それじゃあ悟志君にお願いします。これから私たちの末娘高町なのはを見守っていてください「「「「よろしくお願いします」」」」」
士郎たちは口をそろえて懇願すると頭を下げた。だが俺は
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