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【ONEPIECE】捨てられた人魚は恋をする【七武海×海賊】
偉大なる航路アラバスタへ2
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ぁ…」
欠伸をしてから立ち上がると
まだしっかりしない頭でカプセルがゆっくりと上がっていくと
中に入ってきた光のおかげで今度こそ起き上がった
リオ「んっ〜…いい天気ー!
……ここが、ナノハナね」
【姫様がここに来られた、という事は何かあるのですか?】
リオ「うん。ここにね、海軍がいるの」
【へ…?海軍ですと?!】
リオ「そう」
静かに、楽しそうに言う私とは違って
イルカちゃんは全身から滝のような汗を流し始めた
【ひ、姫様!!危険ですよ!!】
リオ「大丈夫〜!海軍にいるあるヤツ≠ニ話がしたいだけ。
一応そいつとはまあ仲良かったから大丈夫」
【あっ姫様ーー?!?】
イルカちゃんの上から陸へと一瞬で移動すると
フードをしっかり被ってから歩き出した
リオ「すぐ戻って来るから誰かに見られないようにね」
【姫様!?ボクの話を聞いて―――】
イルカちゃんが何かを言っていたとしても気にせず
小さなため息を一つすると歩く速度を少し早めて町に入った
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