九校戦編〈上〉
九校戦二日目(3)×武装一体型デバイス試し斬り
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オにあるメモリを鳴らしてからスロットルに差し込んだら、刀身の分身体が更に増えてまるでシールドビットのような動き方になった。数分間経つと刀身が一つになるが、使用者がまだそのメモリを使う場合のみ浮かぶ刀身の中に吸収する形になった。
「これはまるで私が使うビットの動きのようですね」
「へぇ〜これなら俺が攻撃している間に守備がガラ空きの時は、とても助かるが他からの眼で見られると魔法とは言えねえんじゃねえの?」
「心配ない。これは蒼い翼の魔工師が開発しましたと宣伝すれば問題ない、質問されるのはレオじゃなくて俺らが相手だからレオには一切ないから安心しろ。それにこれは表は対人戦闘向きだが裏では立派な対ドウター戦向きだから、それだけは忘れるなよ」
「おうよ、じゃあ次はダミーを頼む」
俺は了解と言った後に、タブレットで操作すると地面から実物大の藁人形が六体出てきた。
「・・・・おいおい、今時藁人形って古いな。呪うためのじゃないだろうな?」
「・・・・一真に同感だが、誰の趣味何だ。これは・・・・」
「恐らく真剣の試し斬りの時かと、それに呪うのであればもっと小さい藁人形ですよ」
再生可能なバイオ素材が今の時代の主流とはいえ、まさかの一世紀前のが出てくるのはさすがの俺や蒼太に沙紀も唖然した。昔、夜中の神社にある神木に女が相手を呪い殺すための藁人形があったが、まさか今見れるとは思わなかった。
「・・・・とりあえずやるか、試し斬りにはちょうどいい。あと沙紀はIS展開をしてから、レオの相手を頼む」
「藁人形だとやる気半減だがまあいいか、あとで沙紀さんが飛びながらの的となってくれるのは助かるんだが本当にいいのか?」
「大丈夫です、ISは魔法が武器の相手でも無力化するので。それに模造刀くらいでは、ダメージにはなりませんよ」
レオは空いている左手自分の頬を張って気合いを入れ直すと、藁人形に向かって構えを取る。既にレオのデバイスには三つのメモリを入れてあるから、使用者がやりたい事をやってくれるようにしたからな。刀身が浮かんでからいくつも分身体が出てきてから、最初の浮かぶ刀身で腕を振るうと標的である藁人形を叩き潰す。藁人形が速度を上げて来ると、レオは浮かぶ刀身を分身体にしてから目でターゲットを選び次々と藁人形を叩き付けた後に最初の刀身に戻り、元の状態に戻った。
「結構腕に来るな、だが慣れちまえば問題ないだろう。それに俺が目でロックオンすると分身体が、自動的に行くから便利ではあるな」
特に痺れた様子はなさそうだ、まあレオのような身体を動かしながらのだと結構腕の力も強そうだし問題なさそう。藁人形を全部叩きつけたら、次は沙紀の出番となりISを展開させた後にセラヴィーとなった。まあISの防御力はそんじょそこらの銃器や
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