九校戦編〈上〉
九校戦二日目(3)×武装一体型デバイス試し斬り
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うございます一真様」
「まあな。これは沙紀が使っているビットシステムを剣を持ちながら浮かせるという方法を思いついた考えだ」
剣を振るうと、浮いた刀身が思ったように動く。しばらく浮いているが、0と言ったらカウントと共に浮いていた刀身が手元に戻ってきた。刀身の切れ端と繋がり一本になったけど。
「大成功だな、一真」
「まあな〜。このシステムは元々俺達が持っている技術を魔法化させてみたと言っていいほどだ。分離した刀身と残った刀身の相対位置を硬化魔法で固定する事により、刀身を飛ばすという事をな。硬化魔法の定義内容は相対位置の固定だからか、固定概念を取っ払えば接触してる必要はない。このデバイスの作動形態は飛ばすより伸ばすが正解だ。間が中抜けになる事で、刀身の延長線上しか動かない訳」
「その方が余計な事を考えなくとも済むぜ、一真がよく使う剣を使っているようなもんだし。ところで今はどうやって繋がっているんだ?」
「電流を流す事で、磁石のように繋がっていると考えればいいさ。飛ばす時だけ電流を流し、形状記憶合金だから金属が覚えてる。次はメモリの実験をしようか、蒼太」
そう言うと蒼太が来た後に、各メモリの説明をレオでも分かるようにした。このメモリをレオ専用のにしたから、外した時に落としたとしても手元に戻ってくるようにした。それにホルスターの中には対人戦闘用と対ドウター戦闘用に分けているからか、分かりやすくて取りやすくしてある。ルナメモリとメタルメモリを押した後にスロットルに差しこんだ後に再び使うと、レオが二人になり本人も驚いていたけど本人同士でなおかつ蒼太が警棒でレオの身体に攻撃をしても身体を鋼鉄にしているので、問題なく機能した。
「おいおい、俺が二人になるってどういうことだ?」
「二人に分身したり、刀身の数を増やせたりできる。それについては使用者の頭でイメージすると出来るようにしてある」
そう言ってから、またメモリの力を使うと刀身が一つなのがレオ周辺に二個から五個に増えたのだった。それに加えて幻術なのですり抜けると考えるがメタルメモリの力で分身のも実体だと思わせる事ができる。それと増えた刀身は、使用者のイメージではなく機械で動かしているからレオが困惑しないようになっている。
「なるほどな、だからルナメモリとメタルメモリのコンビで俺が分身できたり刀身が増えたりできるのか。飛ばしている最中の間合い変更は出来るのか?」
「可能だ。ちょっと調整すれば使用者のイメージ通りの間合い変更が出来るし、今は分離間隔の関する現代魔法ではのになるが俺らの技術を魔法だと周辺の眼を誤魔化せられる。あとはこのメモリも使ってみてくれ、分身体となった刀身にスロットルがあるはずだ」
で、分身体となった最初の一つにスロットルを発見したレ
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