暁 〜小説投稿サイト〜
四重唱
第十四章
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
白そうである。
「モーツァルトでは魔笛に多いけれどな」
「あれは元々日本を意識しているしね」
「そういうことだね」
 これは本当のことである。初演での主役達の衣装は日本のものであったのだ。今でも時折日本的な演出が為されることがある。当時の欧州においては日本というのは実に不思議で神秘的な国であると考えられていたのである。このウィーンのシェーンブルン宮殿においても日本の間という部屋も存在している。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ