九校戦編〈上〉
九校戦一日目(2)×バトル・ボード予選とティータイム
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事が可能でしょ?『今はまだ積極的ではないのでね』なるほど」
「それにしても昨夜は活躍していたわね、私は遥か上空にいたけど」
「俺と精霊魔法を使う友人を見ていたのですよ、で、賊が来ていると風の精霊が探査と索敵をしてくれましたから。俺と友人だけで片付けたのです。ホントはもっといたのでしょう?」
風の精霊の索敵と探査をした結果、あの場にいたのは10人だったがホントはもっとたくさんいた。40人くらい敷地外にいたが、そいつらは深夜達で無力化した後にそいつらを敷地内にいる玄信に纏めて渡したからだ。40人をたった数人で片付けるのはさすがのIS部隊であると思えた。響子はIS起動は最近してないと言っていたからなのか、試し撃ちやビット操作をしていたけど。
「そんで俺は蒼い翼特別推薦枠で、選手兼技術としてやってますよ」
「ほう。一真さんがその枠を使って選手兼技術とは。チームメイトは『トーラス・シルバー』の事を知っているのですかな?」
「それは一応秘密ですからな、それに選手としては恐らくハンデ付きで行うでしょうな。こんな高校生の大会に出るほどのレベル違いではあるけど、一応高校生とした技術を持っているというだけです。それと俺の端末には自立支援型AIゼロがいるのをお忘れなく」
「選手としては何に出るの?」
「三種目で、スピード・シューティング、バトル・ボード、アイス・ピラーズ・ブレイクに出場する予定です。もちろん技術スタッフとしてもやりますから、五分五分の分身体を技術スタッフに潜り込ませますからな」
「一真さんはエレメンツ使いとしてどの属性でも使えるからなのか、楽しみだわ」
グラビティー・バーストにマテリアル・バーストや雲散霧消(ミスト・ディスパージョン)は機密指定として使えないから、違反ともなるがエレメンツ使いの本気を出せば殺傷能力が出るのも使えるし、俺の場合はデバイス無しでも使えるがここはデバイスを使った魔法を競う大会だから、一応デバイスを持ってきている。ただし低スペック風に見えるが、高スペックので全ての属性使用可能となった。
「それにフラッシュ・キャストも一応四葉家の秘匿技術ですよ、響子。高校生の競技会に雲散霧消(ミスト・ディスパージョン)やグラビティー・バーストは使いませんが、滅と無効化は使いますよ?もちろんどんな魔法か理解不能のだから、使用可能となったけどね」
「十文字家の『ファランクス』は防御用魔法に分類されるから、殺傷性ランク対象外です。あと七草家の『魔弾の射手』はフレキシブルな威力設定がセールスポイントで、殺傷力は事後的に評価されてます。物質を分子レベルまで分解する『雲散霧消(ミスト・ディスパージョン)』は殺傷性ランクは上でありますが、未知なる魔力である滅と無効化を使えばいくら有能な魔法師でも理解は
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