尾刈斗の奇術!前編
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ルを蹴った。
突如呪文のようなものが聞こえた。
「マレ、マレ、マレトマレ、マレ、マレ、マレトマレ」
「これが例の呪文っスか!?俺怖いっス!」
壁山が叫びながら怯えてる。
「呪文なんて関係ない!皆止めるぞ!」
俺は叫んでボールを取りに行った。
そう、尾刈斗の選手を止めに行ったはずだった。
「何やってるんだ!お前たち!」
風丸の一声で我に返った。
同時に驚いた。俺は何故か半田をマークしていたのだ。
「な、なんで……」
俺が呟くと、後ろから
「そんなのは後回しだ!戻れ!」
という、風丸の声が聞こえた。
俺達は急いで戻る。
その時また呪文が聞こえた。
「マレ、マレ、マレトマレ、マレ、マレ、マレトマレ」
頭がグワングワンしてくる。
尾刈斗の一つ目のバンダナをした少年が呟く。
「そろそろだね」
「ゴーストロック!」
と叫んだ。
グッと足が重くなり足が動かなくなった。
「足が動かない?」俺達が動けないうちにも
尾刈斗はゴールに向かってくる。
「ファントムシュート!」
そしてついに一つ目のバンダナの少年が放ったシュートが
動けない円堂の横に突き刺さった。
その後俺達はゴーストロックを連発されて
何も出来ないまま2ー3と尾刈斗に逆転されて
前半を終了した。
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