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とある愚者の転生記
転生者のプロローグ
第零話 プロローグ
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いても………。嬉しいやら哀しいやら微妙な気分だ。



 そんなある日のことだった。
 母さんと買い物に出かけ、ごく自然に(過去の人生の反省から前世よりも外で遊ぶようにしていたが、やはりオタクはオタクでしかないので俺は本やマンガをよく読む)本屋へ連れてってもらい、本を買ってもらおうとした。

 そして気付いた。

 コ○コ○コミックはあっても、ボ○ボ○がない!
 ジャ○プ・サ○デーはあっても、マガ○ンがない。もちろん、いわゆるマガヅンもない。

 なんなんだ、この世界は・・・・。

 もうなんだかわけわかめ。幼い俺はとうとう泣き出してしまった。
 ご機嫌に本を探してたら、いきなり泣き出した俺を母さんはあやしてくれたが、気持ちの整理が付かず、涙が止まらなかった。そうして泣き疲れて眠ってしまったらしい。今後延々と言われる黒歴史の一つだ………。

 どうやら微妙に違う世界らしい、とマンガが無くて気付くのはオレらしい、と言えば俺らしい。
 詳しく調べなければ、と母さんに図書館に連れてって欲しい、と強請ると「ちょうどいいから」と近隣で一番大きい図書館?図書施設?に連れてってもらった。

 そこは、図書館島だった。

 どうやら、俺はいつの間にか「ネギま!」の世界にに紛れ込んだらしい・・・・。
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