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インフィニット・ストラトス ―蒼炎の大鴉―
兼次、覚醒
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ご褒美をあげようか」

何だ?ものすごく嫌な予感しかしない。

「そんなに身構えなくても大丈夫。ただのお菓子よ」

そう言って楯無さんは袋に入ったクッキーをくれた。

「いいんですか?」

「元々差し入れとして作ったものよ」

「ではありがたくいただきます」

俺はクッキーを持って寮に戻った。

夕飯を済ませ、シャワーを浴びたあと、勉強する。

途中で休憩を挟み、ここでクッキーを食べてみた。

「うまい…」

普通に店で買ったものよりうまかった。



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