暁 〜小説投稿サイト〜
僕の周りには変わり種が多い
入学編
第5話 騒動
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への脱出が進んでいるように感知する。

この状況と、閲覧室で考えていたのが3分も無いはずだから、内部にいる教師や生徒を外におびき出して、手馴れたメンバーが内部にいる警備員を倒して、2階で何かをしようとしているところか。

CADが無いのは、仕方が無いとして、気構えと能力は対妖魔用に切り替えた。

最初におこなったのは、階段の入り口で待ち伏せをしていた2人に対しての『遠気当』の変種。今では体術の一種と認識されている気功(きこう)を使った技法だが、単純に気を遠くへ当てるだけの術だ。しかし、大部分の物質は通過することができるというところで、魔法と勘違いするものも多い。影響を受けるのは気を持っている物体で、人を含む生物があてはまる。ただし、相手も気に対してある程度鍛錬をつんでいないと、効果が薄いので、プシオンに気をまとって、狙った相手のプシオンに反応したところで、放った気が爆発することにより、相手を倒す方法だ。

サイオンを使っていないので、魔法師には気がつかれない。それが普通なのだが、派手に音を立てて倒れたせいで、階段の上で待ち伏せしていた2人に気がつかれた。

1人は1階に下りてくるが、もう一人は魔法を使おうとしているところだ。まずは、術式解体で、相手が構築しかけていた起動式を破壊して、下でまっていた相手とは違い、高校の生徒服をきているが、日本刀をもっていることを確認してから、その日本刀を発火念力で燃やした。そのあとにまた『遠気当』だ。生徒ではないかもしれないが、生徒だった場合のため、先ほどよりは手加減をして放ったが、気配を殺すどころか、気をまともに練ることもできないみたいだから、半日ぐらいはねこんでいるかもしれない。

2階の4人のプシオンを感じる場所の目の前まで来たが、『特別閲覧室』と扉にかかれていて、どうしようかと一瞬悩むことになった。

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