第三十一話 血の覚醒の進化
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ここで予想外の出来事が起きた
それはジルベール拉致である
これには祖父も、父親であるルシオンも血眼になって探していた
ルシオンもアークスの捜索隊に入ろうとしたが、人は足りていると言われ、息子の捜索が出来なかった
そして二年がたったある日
ジルベールの生存率が0%となり、アークスの捜索隊は捜査を打ち切り、ジルベールを死亡と処理した
これに父親のルシオンが
ルシオン「ふざけるなぁっ!!!俺は認めんぞぉっ!!!」
怒号をアークスの捜索隊にぶつけるルシオン、息子を勝手に死亡と扱い、捜索が打ち切りになった事に感情が抑えられなかった
「とにかく…ルシオンさん…お子さんは…残念です」
捜索隊は家を出て、隣にいた桃色のロングヘアーの女性が泣き崩れた
ジルベールの母親である
「ああ…あああっ…ジル……ごめんなさい…ごめんなさい…」
ルシオン「…大丈夫…捜索隊の奴等は死んだって言ってるが…俺達は生きているって…そう祈ろう…」
そしてジルベールがボロボロの状態で帰ってきた時は両親、姉二人とも涙を流して喜びあった
拉致の一件があったから、ルシオンは息子に生きていて欲しいと願っているであろう
ジルベール「父上…俺は……沢山の人を……殺しました……」
ジルベールは静かに言った、自分が廃人寸前になる出来事を
ルシオン「それは聞いた…だがな…」
ジルベール「え!?」
ジルベールはルシオンを見た
ルシオン「ジル…いいか堪えろよ…あのシャトルの機長は死神蜘蛛のメンバーであることがわかった…」
ジルベール「なっ!?なんだと!?」
アルティナ「機長が死神蜘蛛のメンバーですって!?」
ジルベールと同時にアルティナも叫んだ
サクヤ「はい…そしてその機長の直属の上司が『ニュー』と名乗る者だと」
ジルベール「待てよ…じゃああれは…」
サクヤ「はい…全て仕組まれた物だったんです…」
ジルベール「………っ!!!」
ジルベールの表情が怒りに染まり、そして遂に
ジルベール「ちくしょぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」
怒りと共にジルベール血の覚醒の第一形態となった
ルシオン「はぁ…やっぱりか…おい!落ち着…」
ジルベール「絶対許さねぇ…あいつらはただ殺しを楽しむだけの殺人快楽者集団なのかよ!」
ルシオン「落ち着けと言っとるだろうがこのバカ息子がァァァァァァァァァッ!!!」
ドッゴォオオオオオオオン!!!
ジルベール「
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