第三十一話 血の覚醒の進化
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びていた髪がいつも通りのミディアムレイヤーとなった
ジルベール「ぐっ!?あああっ!?があああああっ!!!」
突然ジルベールが苦しみ出し、その場で踞った
アルティナ「ジル!」
サクヤ「マスター!!身体に過大なダメージが!」
リシア「お、お兄ちゃん大丈夫?」
アーシア「にぃに!からだいたいの?だいじょうぶ?」
ジルベールは全身を襲う苦痛に顔を歪ませた
ジルベール(ぐっ…なんだ…身体中の筋肉が…っ……)
ルシオン「それが血の覚醒第二形態の副作用だ…お前、何も考えずに、波動治癒使ったろ?」
ジルベール「波動…治癒…?」
キース「それって俺達を回復させたあの蒼い光の事か?」
キースはジルベールが放った蒼い光を思い出した
レイジ「あれに包まれたら、身体中の痛みが取れたんだ」
ミスティ「うむ、いきなり体が全快したからのう」
エルシア「でも…骨まで治すなんて凄いね」
そう話し合ってたキース達
ルシオン「当たり前だ、波導治癒ってのは、自分の生命エネルギーを他人に譲るって事だからな」
ティアラ「他人に…譲る?」
アルティナ「…ってまさか!?」
アルティナは気付いた
ルシオン「そうだ、生命エネルギーは持ち主の体力と同じ、生命エネルギーの波動が貯めておらず尽きれば、それは即ち……死だ」
「「「「!?」」」」
ルシオンは倒れている息子の下へ行き
ルシオン「ジル、お前はもう少しで死ぬ所だったって事だ…お前…現ナハト家当主だろ…当主なら自分の命の重さ…忘れたとは言わせねぇぞ!!!」
ジルベール「!!」
ジルベールは目を見開いてルシオンを見た
ルシオン「お前が死ねば、誰がこのナハト家を護る?誰が姉と妹を護る?俺か?違うわ!お前だけだ!ジルベール、いいか…ナハト家の連中だけじゃない、そこにいるお前の彼女も哀しみのどん底に叩き落とされるんだぞ!俺の息子なら、そんくらいの事いい加減覚えとけ!!!」
ルシオンは前当主として、ありったけの思いをぶつけた…
ルシオンはジルベールが14の時、彼を次代当主にへと考えていたのだった
ジルベールは自分よりも素質がある、器量もあると彼は見抜いていた
ルシオンはナハトの技を完全に習得していた。勿論、彼も血の覚醒に目覚めた
しかしジルベールの祖父は、ジルベールが産まれた時にルシオンこう言ったのであった
「ジルベールが14から16になったら、ナハト家を継がせよう」
ルシオン「そうですね父上…ジルなら、きっとナハトを安泰に導くでしょう」
「うむ…」
しかし
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