第三十一話 血の覚醒の進化
[2/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
端に玄関に姉達が息を切らして入ってきた
アクア「ジル!大丈夫なの?怪我はない?」
カルア「ジル!ああ…良かった…良かった…」
リシア「お兄ちゃん!!」
アーシア「にぃに!」
四人は抱きつく様にジルベールに近付いた
ジルベール「あのさ…苦しい…」
アクア「あはは…ゴメンね!はぁ…なんか安心しちゃった…」
カルア「そうね…血の覚醒の第二形態に覚醒したのだから…完全復活ね」
「「「「「血の覚醒の第二形態!?」」」」」
と、ナハト家以外の全員が素頓狂な声を上げる
カルア「そうよ…これこそ…ナハト家では二人目とされる、血の覚醒の第二形態、第一形態の時より印象が違うのはその仕組みよ」
アクア「第一形態は気とフォトンが共鳴してなるものだけど、第二形態は全く違うわ、第二形態は人体の生命エネルギーである『波動』が目覚めるのよ」
アルティナ「波動?」
キース「それって一体…」
「ふむ…それは俺が話そう…」
とまた玄関に聞き慣れない声
そこには長髪の白髪で、後ろを結っている若年の男がいた
その男の下へ行き、頭を下げたジルベール
ジルベール「お久しぶりです、父上…いや、師匠」
アーシア「あ、パパだ」
ティアラ「し、師匠ぉぉぉぉおおおおお!?」
ティアラはドヒャーとでも言わんばかりに驚いていた
キース「おい…お前の師匠って親父だったのか?」
アルティナ「でも…若いわね…」
レイジ「いやいや、絶対30代だって!絶対!」
ミスティ「ふーむ…40代かのう…?」
とそれぞれあまりにも若すぎるジルベールの父親の年齢を探っていた
「あーとりあえずなんだ…自己紹介するわ…俺はルシオン・ナハト、ジルベールの父親だ…そんで歳はこう見えて53だよろしくな」
「「「「「ご、53!?」」」」」
これまた全員が驚き、改めてルシオンを見るキース達、しかし何度見てもジルベールと同じ様に若い顔である
リシア「そんなに驚く事?」
アーシア「いつもパパはこんなかんじだよ」
ルシオン「とまあ…俺が久々に帰ってきたのは他でもない、ジル…お前の事だ」
ジルベール「俺?」
ルシオンは血の覚醒第二形態のジルベールを指差した
ルシオン「お前…その状態を解け、今すぐにだ」
真剣な表情でルシオンはジルベールに血の覚醒を解けと命じた
ジルベール「……」
ジルベールは元の白髪になり、腰まで伸
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ