暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校〜黒衣の人間主神〜
九校戦編〈上〉
一高女子入浴×二人で賊退治
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ろにいた男子達を厳重注意してたわ。気配と視線は複数だったけど、一条君の視線は私に向けた物だったと思う。それも恐らく一目惚れでもしたんじゃないのかしら?」

「やっぱり感じたんだ、深雪も凄いと思うけど一真さんも凄いと思うな。九校戦の練習から教鞭を打ってもらったけど、一真さんは他の男の子じゃないと感じたかも」

深雪の予想外の回答にスバルが一真の事を言ったら、周辺にいた女子達も一真の事について話し始めた。護衛持ちで二科生だけど一科生の男子よりも戦闘慣れしていて、男子の中では唯一名前で呼んでもいいと一真から許可を出してある。それと少し話しただけだが、ちゃんと名字を覚えていて、顔もいいし頭もいい。一真から名前で呼ばれているのは、深雪以外ならほのか、雫、エイミィ、スバル、和美だけだ。

「いいなー、雫達は入学式から仲良くなったのにエイミィ達は九校戦メンバー就任からなんでしょ?」

「一真さんは現代魔法や古式魔法でも違う魔法を使っているのか、たまに一人で呟いているけどあれは何なの深雪?」

「あれは精霊と話をしているのよ。古式魔法には精霊魔法というのがあるのは、皆も知っていると思うけどお兄様が使う精霊術式は自然にある精霊と話が出来たりするからたまに独り言になる。主に風の精霊とらしい、風の精霊は主に探査や索敵をするらしいから今頃私達の会話でも聞いているんじゃないのかしらね」

精霊って言うから、古式魔法と思いがちだけどお兄様のは本物の精霊術を使う唯一の術者だ。それに精霊王と契約はしてないが、精霊王自らお兄様の事を気に入ってからは他の異世界=外史に行っても力を貸してくれる。貸してくれると言えば神界と冥界からの神召喚は、ここでは最近やってないと思うけど前回の外史では結構使っていた気がする。

「一真さんって、私達が使う魔法以上に持っていると思うなぁ〜。だって蒼い翼の後ろ盾を持っているから、一年生二科生で選手とエンジニアになっちゃうんだから」

「エイミィの言う通りだよね、これまで一真さんとデバイスで練習してきたけどいつもより軽くなったと思ってる」

「そういえばそろそろ十一時になるけど、まだ深雪は出ないの?他の女の子たちは出るらしいけど」

「私は本来だったら、お母さまと入る予定だったのよ。織斑家の者とね、で、私の友達と一緒でいいと聞いたら別に一緒に構わないと言ってたからよかったら雫達も待っていればいいわよ。織斑家の者と繋がりを持てば援助してくれると思うし、お兄様も恐らく一緒に入ってくると思うわ」

「という事は私達だけなら構わないって事なの?でも一真さんがここに入っては来れないはずでしょ?」

「本来なら混浴はダメだけだけど、織斑家と四葉家の女性はお兄様が入っても大丈夫と言ってたから」

そう言うと、脱衣所から聞こえてきた
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