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藤村士郎が征く
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ―――(#^∪^)(#^∀^)―――ゴゴゴゴゴゴ  ((((;ーДー;@))))ガクガクブルブルガクガクブルブル
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 そして・・。

 「ここは――――」

 メデューサは意識を覚醒させて、上半身のみ起き上げた。
 見覚えのある部屋。というか、大量の本がない以外は、泊まらせてもらい宛が割られていた部屋と、ほぼ同室だった。

 そして、聞き覚えのある声が聞こえる。

 「この声は・・・シロウ?」

 だが、おかしい。シロウは20歳(はたち)位の時に一人で(・・・)冬木市を飛び出していったはずだ。
 以来、一度たりとも帰ってこなかったが、まさか帰ってきたのか。

 いや、それ以前に、自分がここにいること自体がおかしかった。
 暫くしてから、桜は実典と結婚したのを切っ掛けに、もはや自分の補佐は必要ないだろうと、英霊の座に自ら還ったのだから。

 更にはこうした記憶があること自体もおかしい。
 聖杯戦争でサーヴァントとして呼び出されるときには、英霊の座にある本体のコピーが呼び出されるものだと依然、凛に聞いたことがあった。
 そして、一度でも還り再び召喚されたとしても、以前の記憶はない状態だそうだ。本体には呼び出されたことがあるという記録自体は残ろそうだが・・。

 だが、こうして考えてみても始まらない。
 シロウがいるというのなら、ともかく話をしようと考えて、立ち上がりシロウのもとに向かうのだった。


 −Interlude−


 士郎は、ジャンヌと雫と話し合っている最中に、突然に襖を開けて中断させた人物に注目した。

 「「ライダー!?意識(が戻ったんだな・を取り戻したんですね)!!」」
 (この方がライダーさんですか・・)

 メデューサ(ライダー)の意識が覚醒したことに 、様々な感情はあれど、まずは喜びを露わにする士郎とジャンヌ(二人)

 「ええ、おかげさまで。それに、久しぶりで悪いのですがシロウ、色々と聞きたいことがあるのですがその前に、そこの二人(・・)を紹介して頂けますか?」
 「え?二人(・・)?一人の間違いじゃないのか?」

 ライダーを促すように、雫だけに顔を向ける士郎。

 「いえ、そちらの子だけではなく、シロウの横にいる女の子もです(・・・・・・・・・・)

 何を言ってるんだよと言いかけて、漸く互いに何かの食い違いが起きていることに気づく士郎。

 (もしかして、このライダーは「成程、つまり貴女は、私に覚えがないということですね?」

 士郎が心の中で推測中に、ジャンヌが口に出してライダーに直接質問をしていた。

 「ええ、ですから、先ほどから言っているようにあなたは誰なんですか?」

 しかし、あくまでもライダーは、見知らぬジャンヌに警戒をしつつ、食い違いにも気づかずに少々イラつきつつも、質問する体制をとり続けていた。
 そ
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