第七幕その十
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れど」
「何かがですね」
「ここはオズの国だからね」
だからだとカルロスに答えるのでした。
「何かがあることもね」
「頭の中に入れておいてですね」
「そうして帰ろう」
「例え何があっても驚かない」
「そう、それが大事だからね」
それ故にというのです。
「若し想定していないと」
「その何かが起こった時に慌ててですね」
「解決出来ることも解決出来ないからね」
「だからこそですね」
「用心してね」
そうしてというのでした。
「帰ろう」
「そういうことですね」
「さて、大学に帰ったら」
そうしたことも頭の中に入れたうえで、です。
「ボタン=ブライトを起こそう」
「ええ、その為に将軍のところに行ったしね」
だからこそとドロシーが応えます。
「そうして起きて」
「皆でお菓子を食べるんですね」
「そのつもりよ」
まさにとです、ドロシーはカルロスに笑顔で答えました。
「そうしましょう、皆でね」
「わかりました」
カルロスは大学に戻って皆でお菓子を食べることを楽しみにするのでした、それは他の四人もドロシー達も同じでした。
そうして皆で将軍のお家から大学まで戻るのでした。
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