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藤村士郎が征く
幕間其の参 兵どもに夢のあと、東西交流戦終幕
[前書き]

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 二人の女子高生が睨み合っていた。
 一人は言わずと知れた、武神・川神百代。彼女は崖の下から、上を見上げている。
 もう一人は、戦術家である松永燕。崖の上から、見下ろしている。

 「如何して大和を納豆漬けにする!これじゃあ、大和は二度と納豆とは無縁の生活を送れなくなるんだぞ!」
 「大和君に近づくものは、彼を利用することしか考えていない!だから、大和君を納豆づけにすると宣言したのよ」

 その言葉に百代は瞠目するも、燕はすぐさま追い打ちをかける。

 「私、松永燕が餌付けするといったのよ!!モモちゃん!」
 「エゴだぞ、それは!」

 藤村士郎が征く、始まります。
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