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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
普通とは違う学校生活
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ようよ」
そう言って配布されたプリントを開く不知火。
「…カルテットは明後日だね…作戦はどうする?」
「そもそも対戦相手が誰なのかが分からなければ話にならんだろ」
「…一番厄介なのは…彼処の班じゃないか?」
そう言って遠山が黒板を指差す。
狙撃科S レキ
救護科B 上原 亜味
強襲科B 陸浜 兵吾
強襲科B 志田籾 海人
「狙撃科でSランクか……」
「彼処とは当たりたくないな…」
「おい、フラグ建てるな」
「あはは…一応組み合わせは明日発表だし、
今日は親睦を深めるために放課後遊びにいかない?」
「大人の遊びか…成る程な…」
「お前の身体はエロで出来とんのか」
ホント…この班大丈夫だろうか?
「はいフラグ回収オメデトー」
一夜開けてから翌日。
昨日遠山が建てたフラグを見事に回収してくれやがった。
「まさか本当に当たるとは…」
「と、兎に角今日は作戦会議だ!」
「なら俺達の所に来いよ。
飯も用意できるぞ?……赤志が」
「お前…手間が増えるって考えないの?」
まぁ狙撃科って言う位だし、高いところから狙うのがセオリーだろ。
そいつさえ押さえればどうとでもなるわけだし…ぶっちゃけ会議の必要性を感じないな。
「んじゃ、放課後な!」
「直ぐに向かうようにするよ」
何でコイツら余裕そうなの?
遠山がSランクだから?そうなの?
「キンジが一転突破!以上!」
「作戦でも何でも無ぇじゃねぇか!」
放課後の自宅。
作戦会議開始と同時に武藤がそうやって切り出した。
「だったらどうするんだよ!
相手にはあのレキがいるんだぞ?」
「…遠山君がレキさんの相手をして、
僕らはそれ以外ってのはどうかな?」
「それだとレキを探す時間がかかる。
その間の時間で墜とされるのが落だ」
俺は会場に指定された地図を見る。
この会場にはそれぞれに適応する地形がある。
強襲科なら瓦礫などのサバイバル地区。
狙撃科ならば高い場所。
そういった地形が一緒管にされたのが会場なのだ。
「……ここだな」
「「「は?」」」
「だから、ここにそのレキってやつがポイント取る筈だ」
俺は高所、そして全体的に見渡せる場所を指で示す。
「おいおい、何でそんなこと…」
「狙撃と言うのは360°全体を視野に置き、誰でも狙える場所を求める。
高望みをするのなら自分の安全も求める所だが、この会場にそんな場所はない。
ならばその二つの条件が高い場所といったらここしか無いんだよ」
「赤志…お前すげえな…」
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