第七章
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「わかりました」
ホーガンは彼等の今度の言葉にまず軽く目を閉じてそれを会釈とした。
「それではです。・・・・・・ムンッ!!」
全身に力を込めた。するとその服が忽ちのうちに破れそこから鍛え抜かれた鋼の如き肉体が現われた。レスリングパンツは日の丸であった。
「それではこちらへ」
「な、何だよこのおっさん!」
「ちょっと何処に行くのよ!」
「安心して下さい。リンチではありません」
その両手で男連中も女連中もまとめて抱え込んで連行していくのであった。
「これからプロレス場に行くだけです。商店街の」
「商店街に何でそんなもんがあるんだ?」
「どうなってるのよ」
「御心配なく。プロレスの事務所です」
それだと言うのだ。ホーガンは。
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