九校戦編〈上〉
宿舎到着×桐原と服部の会話
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奴は少なくない。今年は特に一年が出来る。現時点では俺や服部も奴の方が数倍強い、ただ実力を隠しているだけの事だ。俺達も負けてられないからな、腕を磨いて次に立ち会う時に勝てるくらいないとな。今劣っていると諦めれば敗北者のままだ。今までの二科の連中は、過去に劣っていただけで今は諦めていたが実際に強くなった奴もいる」
服部は相変わらず答えないが、口を閉じたまま、さっさと割り当てられた部屋へ向かっている。桐原は肩をすくめて、話の肴に使っていた織斑兄妹の方へと振り返る。見ると軍関係の者とまだ立ち話をしていたので、また軍関係者と話しているとはホントに何者だと思ってしまう。桐原個人も織斑兄に何度剣術で戦っても勝てなかったが、今回の事件で実力の差がとことん上なんだと再認識したのだった。
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