暁 〜小説投稿サイト〜
グランバニアは概ね平和……(リュカ伝その3.5えくすとらバージョン)
第5話:馬鹿と鋏は使い様……いや、技術の優良利用
[3/4]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
ゃぁ行ってきますけど……何か問題ありましたら、直ぐに連絡して下さいね!」
「うるせーなぁ……早く行けよ。新妻が寂しそうに待ってるぞ」
柔軟な思考をする様になったとは言え、やはり根が真面目なティミーは、新婚旅行へ出発する直前まで仕事の事を気にしてる。
「あ、ごめんアルル……」
「私は大丈夫よ。別に予約とかしてる訳じゃないし……」
優し夫は私を気遣い謝罪をするが、本当に気にしてはいない。
と言うよりも、まだ目立たないお腹と言え身重な私は新婚旅行に必要性を見出してないのだ。(普段からティミーとは世界中を外遊してるから……)
でもリュカさん(お義父さんと言いづらい)が、貴重な思い出なのだから行くようにと重要アイテムの『魔法の絨毯』を貸し出してくれて、2週間ほどの
新婚旅行
(
バカンス
)
になりました。
行き先は……
取り敢えず温泉に入ってゆっくりしようって事で、ビアンカさんのお父様がいらっしゃる山奥の村への療養です。
そして気が向いたら、ルドマンさんが手配してくれたカジノ船へ行き、ギャンブルでストレス発散するようです。
私も夫も…と言うか、リュカ家の殆どがギャンブルに興味が無く、気を遣ってくれたルドマンさんへの気配りからカジノ船へ行く事が決まってる。
なお、リュカ家でギャンブルに興味があるのはマリーちゃんです。
無料
(
ただ
)
でカジノコインを2000枚戴いたのを見て、彼女だけが『いいなぁ〜!!』と騒いでました。
カジノコインは換金できないから、どんなに儲けても使用機会は限られてくる。
カジノの景品に魅力を感じないので、正直有難味は薄い。
「兎も角、ルドマンが余計な事……ゲフンゲフン、気を遣ってカジノに招待してくれたんだから、お前等は共に旅慣れしちゃってるけど有難く新婚旅行を満喫してこい。興味なくても行ってこい。もしお前等が必要になったら、
MH
(
マジックフォン
)
で呼び出すから……」
アリアハンのマスタードラゴン様を脅して作らせたマジックアイテム“
MH
(
マジックフォン
)
”。
グランバニアではルーラが使える3人(リュカさん・ウルフ・リュリュさん)に支給され、それ以外にもティミー・オジロン閣下・ピピン閣下の計6人に渡された。
重要人物と何処に居ても対応できる人物に支給させたと言ってる。
正しい判断だと私は思うが、マリーちゃんが『私もそれ欲しぃ!』と騒いでる。
今更言うのもアレだが、あの
娘
(
こ
)
は我が儘すぎると思う。可愛いんだけど、手に余る時が多々ある。
あぁ申し遅れましたが、私はこの度『アルリーリア・グランバニア』となりました。
現在グランバニア王国が進めている国民基本台帳作成に基づき、PNとFNが各個人に割り当てられる事になりましたが、それに伴い廃止されるMNのあります。
それ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ