第六章
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後
「年下の男の子をゲットしてね」
「そうなのね」
「結婚したのね」
「ゲットして」
「そうよ、どうせならって考えたのよ」
皆の言葉を聞いてというのだ。
「そうしたのよ」
「結婚ね」
「一生の伴侶、ペットをゲットした」
「そうしたのね」
「愛してるわよ」
その彼、有一をというのだ。
「可愛いし性格もいいわよ、頭もいいし」
「それでずっと可愛がるのね」
「そうしていくのね」
「そう、ずっと楽しんでいくから」
その彼とだというのだ。
「私はね、だからね」
「私達もっていうのね」
「そう言うのね」
「結婚してる人もいるけれどね」
それ以外の者もというのだ。
「旦那さんを可愛がるなりね」
「旦那さんがいない人も」
「つまり私も」
そのうちの一人が言った。
「ペットを見つけろっていうことね」
「そう、旦那さんをね」
「旦那さんね、しかしね」
「しかしって？」
「いや、年下の子でなくてもいいわよね」
その同僚が蜜にこのことを確認したのだ。
「旦那さんに、ペットにする人は」
「別にいいでしょ、好きな相手なら」
「そうよね、じゃあ私実は同じ歳の彼氏いるから」
「彼氏いたのね」
「その彼氏とね」
「結婚してね」
そして、と言う蜜だった。
「幸せになってね」
「ペットにして」
「生涯の伴侶は最高のペットよ」
こうしたことも言う蜜だった。
「一緒にいて飽きないわよ」
「あんたはそのことを知ったみたいね、私達の言葉から」
「想定していなかったけれど」
「それでもなのね」
「結婚してこれからも」
「楽しんでいくのね」
「今日もね」
仕事から帰ってからも、というのだ。
「彼に御飯を作ってあげてね」
「そうしてよね」
「それからもよね」
「お風呂に入れてあげて」
一緒に、ではなかった。
「そうして可愛がってあげるの」
「夜も、よね」
「そうするのね」
「本当に楽しみだわ」
心からの言葉だった。
「何かとね」
「まあ楽しんでね」
「これからも」
「ちゃんと飽きないでずっと可愛がるから」
俗にいる駄目飼い主ではないとも言う蜜だった。
「これからもね」
「そうして、なのね」
「楽しく暮らしていくのね」
「これからもね」
彼と一緒にとだ、蜜は妖艶ながらも幸せを感じ取って喜びに満ちた笑顔で答えたのだった。そうしてそのまま仕事に戻るのだった。
その時にもだ、蜜はこんなことを言った。
「帰ってからが楽しみだわ」
「ペットが出来て」
「そうなったのね」
「ペットは本当にいいわ」
それがいるかどうかで、というのだ。
「生活が一気に幸せになるわよ」
「じゃあ私達もね」
「アドバイスした手前ね」
「ペットね」
「飼ってみよう
[8]前話 [1]次 最後
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2024 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除