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セイレーンの意地
第一章
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 共に芸術の神である、オルフェウスもまた神の血を引いているのだ。
「それ故にだな」
「このことでは誰にも負けるもりはありません」
 それも全く、というのだ。
「ですから是非共ここは」
「よし、わかった」
 ここまで聞いてだ、確かな顔で頷いたイアソンだった。そして。
 オルフェウスにだ、こう言ったのだった。
「それではな」
「はい、それでは」
「セイレーン達を退けてくれ」
 イアソンもオルフェウスの歌と竪琴のことは知っている、それはテーセウスも他の英雄達もだ。それでだったのだ。
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