三十四話:白龍皇
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泣きたい!今すぐにでも泣き出してしまいたい!!
正直言って、今までこいつらに耐えてきた自分を褒めてやりたい。
常人なら三日で精神を病むか変態のお仲間になるぞ。
いっそカストカゲに全て押し付けてしまえないだろうか?
どうせ、死んだって構わねえだろ。
『今まさに、俺など死んでも構わないからと言って生贄にしようとしているしな』
「カストカゲ、今すぐに口を閉じねえと死ぬより辛い目に合わせるぞ?」
『これで分かったか、白いの。お前がいかに恵まれているかがな。
そう言うわけで俺は間違いなくお前より先に逝く』
『赤いの………哀れだな』
『それ以上言うな!俺だって…俺だってな!うおおおおん―――ゴバアッ!?』
『赤いのおおおっ!?』
カストカゲの泣き声が余りにもうざかったので精神世界に潜り適当にカッ消す。
よし、これでしばらくは静かになるな―――ちっ!
突如、飛んできた魔力弾を片手で吹き飛ばす。
「……どういうつもりだ。ガキ」
「ねえ、イッセー君。僕と戦ってよ…後、何度も言うけどガキじゃないもん!」
「ガキと戦う気はねえ、失せろ」
「え?ね、ねえ待ってよ。僕と戦ってよおおお!!」
戦えと言う割には神器を発動させることもなく背を向ける
俺に抱き着いて来るガキ。邪魔なのとイリナの目からハイライトが消えて俺に
災いが降り注ぎそうなので引きはがす。
「うぜえ!露出狂は離れろ!!」
「ひぐっ!?うえーん!」
俺が引きはがすと何故かすぐに泣き始めるガキ……こいつは本当に敵なのか?
と言うか俺は全く悪くないはずなのにお前が泣かせたんだから何とかしろよ的な目で
リアス・グレモリー達が見てきて居心地が悪い。
アーシアですら俺を非難するような目で見て来るので心が折れそうだ。
『はあ……『赤龍帝』―――兵藤一誠、ヴァーリは戦いたいのではなくお前に構って欲しいのだ』
「構って欲しいだと?白トカゲ。後、何で俺の名前を知ってんだ?」
『し、白トカゲ……ま、まあ、いい。ヴァーリは俗に言う『構ってちゃん』なのだ。そして素直に構って欲しいと言えないのでイタズラして気を引こうとするのだ……ヴァーリの生い立ちから考えれば無理のないことなのだ』
そう言えば、幼い時に親の愛情を受けてねえ奴は偶にそうなるって聞くな……
例えば、某忍者漫画の九尾を宿した主人公とかな。
「…………で、なんで俺の名前を知ってんだ?」
『何でもなにも、昔ヴァーリと会ったではないか?相棒』
「もう復活したのか、カストカゲ………と言うか会ったのか?
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