第二十の罪
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の中にカップラーメンでも入ってるんだろ、確かこの近くのヒマラヤでカップラーメンの安売りやってたな」
と言うと花宮の震えが更に酷くなり、試しに芽吹はトランクを開けようとするがそれはやめろと言わんがばかりに止めようとするする花宮だが、時はすでに遅し芽吹はトランクを開けた。とそこから中から大量の日信カップヌードルにUFO、赤いムササビ、緑のムジナなどのメジャーなカップ麺が大量に入っていてこれにはさすがに芽吹も
「なんかごめんなさい」
と謝り、トランクに全部入れた。そして花宮は店を出ようとした時
「お前もう帰るのか」
「ええ」
と言うと芽吹も席を立ちヘルメットを持って
「駅まで送ってこうか」
とその言葉に花宮は
「いいわよ、敵にそこまでされる義理なんてないわよ」
と出て颯爽と店を出る花宮に芽吹は走って大声で
「おーい花宮ー駅逆だぞーー」
と立ち止まる。そして結局、駅改札前
「本当に今日は敵ながら感謝する」
花宮は芽吹に対し一応感謝の礼に芽吹は笑いながら
「まあ気にすんなあれぐらい別に俺お前らの事危ない中二病の集まりとしか思ってないから」
「侮辱だな、でこの後どうするんだ」
と言うと芽吹は一瞬考えた後
「多分、少年院行ってカウンセリングやってると思うな、多分それでマモンのお使い行って帰るだな」
というと花宮は引き気味の顔で
「今思うと、何でお前みたいな奴がカウンセラーやってる方が私は不思議だ」
「侮辱だな、それより早くしろもう電車行っちまうぞ」
とアナウンスが鳴り急ぐ花宮はホームの彼方に消えていった。
そして夕方太陽がそろそろ沈む時間帯、何処か路地
「ふう、やっと終わった、マモンの野郎簡単なお使いって言ってやがった」
と芽吹の袋に入っているのは、特等特上松葉蟹8匹&国産野菜&黒毛和牛高級鍋セットと三等大一級酒一ダース分のダンボールと芽吹の強力なくじ運で取ったものでこれを取るのに二時間並んだためかなり苛立ったが高級鍋にテンションが上がって隙ができていて突然前から来た三人組が現れる。最初は気にしてなかったが、彼らが芽吹の左右目の前を通った瞬間、芽吹が両手に持っていた景品すべてすられていて慌てて芽吹はさっきの三人組を急いで追いかけるが彼らは何気に逃げ足が速く中々捕まえられず、暗い路地裏に追い詰める。芽吹は拳を鳴らしながら
「さーててめーら言いたい事あるか」
半分怒った顔で脅していると。突如上からパンパンと手拍子がなり三人はそれを合図かの様に三人は荷物を上に投げたそれに芽吹は驚いた顔で
「おいてめーら何やりやがる正気か」
と思いきり上に飛んだ景品が空中で止まり、余計に驚きを隠せない芽吹。とそこに
「へー花宮君、あれが七つの大罪の契約者か以外と普通の人だね」
「そうですが気を付けてくださいよあいつは素でも危険です
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