暁 〜小説投稿サイト〜
悪魔と人間
第二十の罪
[1/3]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
あっというまに男を瞬殺する芽吹に驚く花宮、そして芽吹は証拠隠滅をするかの如く男をゴミ箱に入れ蓋を閉め、そして再びネクタイを締めなおすと、芽吹は後ろを振り返り
「おい花宮、行くぞ飯が冷めちまう」
「ええ、わかったわ」
と何故かすでに気づいていた芽吹に花宮は驚きを隠せない顔で
「え、気づいてたの」
と驚く花宮に、芽吹は笑いながら
「いやだってこれ落としたら誰だって気づくぜ」
と芽吹は花宮に何か投げた。花宮はそれをキャッチしてそれを見ると急に顔をリンゴの様に赤くする。花宮が落としたのは丸いペンダントで一見すると普通の物だがじつはこれ開けられるようになっていて中を開けると写真が入っていてそこに思いっきり花宮と書いてあったのと子供の頃泣いている花宮を慰めている後ろ姿のみ写っている坊主頭の青年の写真でしかも写真に花宮薫(6歳)という正体バレバレである意味絶対黒歴史的な写真だった。花宮は顔を赤くして焦ってしまい
「別にあの写真は昔の思い出なだけで、過knお☆△ghふじk、@なjんだから」
「いや途中からなに言ってるかわかんねーから、まー来い何か奢ってやるから」
と強引に店に連れてかれた。店の方は先程の騒ぎが嘘かの様に賑わっていた。そして食堂のおばちゃんが笑顔で料理を運んできた
「はいお待ちどー大盛りカツカレーオムライス、牛乳お待ちどー、後チョコレートパフェね」
と料理が置かれ芽吹は花宮の方にチョコレートパフェを置いた。
「え、何よこれ」
「いやさっきの侘びだ黙って食え」
と思いっきりオムライスを頬張ってる芽吹に花宮は
「いや私チョコとかの甘い物きらいなんだけど」
と冷静な顔に芽吹もスプーンを落として
「えっ?じゃあ何がいいの」
と言われると花宮は恥ずかしそうに店の壁に貼ってある。超激辛大盛り味噌ラーメン、30分以内に食べれたら料金全部ただだが料金は二万円と言う大食いキャンペーンポスターを指差していた。それに芽吹はいけるのと言うと花宮はコクリとうなずいた。そして
「はい、超激辛大盛り味噌ラーメン一丁」
ときた味噌ラーメン量は多く、スープは赤くマグマの様にグツグツと煮え立っていて芽吹もオムライスを完食して花宮の食べなかったパフェを食べててとても協力できそうな状態で芽吹も完食出来るかと心配してたが花宮は普通に完食してしまった。そして一段落着いた頃、芽吹はようやく花宮に本題を振る。芽吹は牛乳の入ったコップをお酒の入ったグラスのような仕草で
「お前今日、俺の事尾行してただろう」
とその言葉に震えが止まらず持っていたコップがカタカタと揺れながら
「馬鹿な事言うな私がそんな卑怯な事をするか愚かなものめ、私は買い物に来ただけだ」
花宮は横にあるトランクケースを見せつけるが芽吹も甘くはなくは
「まあそれもそうだな。どうせそのトランクケース
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ