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魔法科高校〜黒衣の人間主神〜
九校戦編〈上〉
発足式後の来賓と深雪達×九校戦の座学とシミュレーション
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と自分のもやらないといけないのでな」

「確か一真さんは分身体を作れると聞いたよ、僕とエイミィの目の前でね」

分身体の事については後で説明する事になったので、出場種目でのルールや使用するデバイスについてを復習したのだった。スピード・シューティングに出る者は雫、エイミィ、和美だ。規定エリア内に射出されたクレーを魔法で破壊する競技である。選手からは「早撃ち」とも呼ばれる。予選は、制限時間の5分間に打ち出される100個のクレーを破壊した数で競うスコア戦。上位8人による準々決勝からは、紅白の標的が100個ずつ用意され、自分の色のクレーを破壊し、破壊した数を競う対戦型。

「スピード・シューティングはクレー射撃から発展した者で魔法有りと考えた方がいい、ちなみに俺はハンデがあるし雫達とは当たらないから大丈夫さ」

「別名早撃ちですからね、選手によっては射撃方法や何で魔法を使って破壊するかは楽しみです」

「ちなみにこれが去年の映像を見ると分かるようだな、ゼロ、去年の映像を出してくれ」

『了解です』

所々にゼロを出して俺の補佐的な部分をやってくれた。俺とほのかが出るバトル・ボードは全長3kmの人工水路を3周するレース競技である。選手からは「波乗り」とも呼ばれる。加速魔法などを駆使し競い合う。ルールとして他の選手に魔法で干渉することは禁じられている。予選は4人ずつ6レース行い、予選1位になった6人で3人ずつ2レースの準決勝、3位決定戦を準決勝敗退者4人で行い、準決勝1位の二人で決勝を行う(計10レース)1レースの競技時間は平均15分、コースの整備に競技時間の倍以上を要することから1レース1時間でスケジュールが組まれている。

「バトル・ボードにしては、毎年海で波乗りしている蒼太を見ているからあとでほのかと一緒に映像を見よう」

「は、はい。一真さん」

「いいなぁー、一真さんとマンツーマン」

「エイミィ!」

「拗ねなくても、あとでマンツーマンしてやるぞ。エイミィ」

そう言ったら顔を真っ赤に染め上がったエイミィだったから、チョロいなーと思った。まあかわいいからいいけど、まあいいか。本当は拠点にてある任務でボードを海に乗せてから加速した事があるから、あの手で行った方がいいなと俺は考えた。深雪が次はというので、頭を切り換えてやった。アイス・ピラーズ・ブレイクは深雪、雫、エイミィだ。自陣営12本、相手陣営12本の氷柱を巡って魔法で競い合う競技である。先に相手陣営の12本の氷柱を全て倒すまたは破壊した方の勝利である(時間は無制限)。ソロのみでクラウド・ボールと同じく24人で予選トーナメントし、上位3人で決勝リーグを行う(予選本戦含め2日分の日程が割り当てられている)。

「破壊については知っているが、相手よりも早く破
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