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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
番外コーナー:シャルシル先生の魔導紹介教室〜〜♪その1っ♪
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合わせた対魔力完全防御陣ね。なのはのスターライトブレイカーも防ぎきるけど、今回はちょっと相手が悪かったというかなんというか・・・」
ルシル
「まぁ俺だしな。しかも物理攻撃を受けたんだ。破壊されても仕方ないよな」
シャル
「なーんか気に入らないなぁ〜」
――紫電清霜
シャル
「はーい、ここで早速ひとり目のゲスト登場♪ この技の使い手、シグナムで〜す!」
ルシル
「俺は少し離れているよ」そそくさ
シグナム
「ここは一体・・・?・・・お前はフライハイトなのか? にしては私の外見年齢より年上っぽいが・・・」
シャル
「へいへい、お嬢さん。そこにツッコミを入れちゃダメだぜ♪」
シグナム
「そ、そうか・・・。(見た目と反し中身は子供のようだな)」
シャル
「さて。エピソードUで新たに追加されたシグナムの技だね」
シグナム
「うむ。レヴァンティンを鞘に収めた状態でカートリッジをロードし、鞘内に魔力を溜める。その魔力を爆発させる事によって、高速でレヴァンティンを引き抜く事が出来るのだ」
シャル
「ほうほう。それでその速度を加力することで、強力な斬撃が打てると」
シグナム
「そういう事だな。元々の斬撃の威力に、上乗せされる速度。どんな合金でも斬り捨てて見せよう」
――ヒルンダプス・カウダクトゥス
シャル
「これって高速移動魔法だよね・・・? 要る?」
シグナム
「ああ、要るぞ。短距離限定で直線的な移動しか出来ないが、高速戦時では相手との距離を詰めるには必要な魔法だ。私は近接型の騎士だからな。距離を開けられてしまうとどうしても手数が限られ、まともに戦えなくなる可能性が大きい」
シャル
「あー、そっかぁ。で、この魔法の名前、ルシルが付けたって事らしいけど」
シグナム
「随分と長い名で、私はヒルンダプスと呼ぶ事にしているのだが・・・。これは一体何語なのだろうな。鳥の名前らしいのだが・・・」
シャル
「ヒルンダプス・カウダクトゥスは、ハリオアマツバメっていう鳥の学名で、ラテン語。ヒルンダプスは足の無いツバメ、カウダクトゥスは先の尖った尾っていう意味だね」
シグナム
「博識なのだな。しかし何故その鳥の名を付けたのだ? ルシリオンは」
シャル
「あぁ、それはね。ハリオアマツバメって、水平飛行で言えば最速の鳥類なんだよ。大体170kmだね。ちなみに降下時で最速なのは隼ね。300km以上だって」
――空牙
シャル
「衝撃波を放つシュトゥルムヴィンデとは違って、魔力斬撃を放つ魔法がコレ、空牙」
シグナム
「数少ない中遠距離魔法だな。派生技には突進からの空牙、穿空牙がある」
――破城の戦杭/はじょうのせんくい
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